芥川賞作家であり現・長崎原爆資料館館長の青来有一氏原作「爆心」(谷崎潤一郎賞/伊藤整文学賞)を、実写映画『火垂るの墓』で高い評価を得た日向寺太郎監督がメガホンを取り、主演北乃きい、稲森いずみ他豪華キャストで贈る映画『爆心 長崎の空』が、6/15(土)から開催される上海国際映画祭のコンペティション部門に日本から唯一選出されました!!また、上映に合わせ主演の北乃、日向寺監督の映画祭への参加が決定しました。

出演者、監督のコメント:
▼主演・北乃きい
「上海国際映画祭のコンペティション部門に選出された事を聞き、喜びと感謝で胸がいっぱいです。初めての海外のお仕事が上海でした。その思い出深い土地での映画祭に参加させて頂き光栄です。演じることの難しさを感じた、被ばく3世という女子大生役でしたが、この映画が皆様にどのように受け止められるか、そして、初めての海外映画祭を肌で感じてきたいと思います。」

▼日向寺太郎監督
「長崎と中国は古くから深い関係を持っています。現在の長崎に生きる人々を描いたこの映画が、上海国際映画祭で上映されることは、私にとっての喜びだけでなく、長崎の人々もきっと喜んでくれることと思います。世界にとっても特別な場所である長崎の現在が、海外の方にどのように受けとめられるか、今からとても楽しみです。」

7 月 13 日(土)〜19 日(金)岩波ホールプレミア特別上映、7 月 20 日(土)東劇ほか全国ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa