5月25日(土)よりシネマライズほかにて公開が決定しております、ブランドン・クローネンバーグ監督作『アンチヴァイラル』へ、漫画家・イラストレーターの西島大介先生からコメント&イラストが到着いたしました!

『アンチヴァイラル』 西島大介先生コメント
クローネンバーグの息子、まじクローネンバーグ。そんな印象の作品でした。ほとんどCG使ってなさそうなところも好印象。irohaやTENGAが20世紀に置き忘れてきたグチョグチョドロドロこそが、クローネンバーグ的なデザインだと思います。一見清潔な印象もある『アンチヴァイラル』は、しかしそのままでは終わらない作品。主人公がどんどん具合悪くなっていく流れ、クローネンバーグ王道で最高です。ゴホゴホッ。ゴホッ・・・。

■西島大介(にしじま・だいすけ)
漫画家。2004年に“ハヤカワSFシリーズJコレクション”から『凹村戦争』でデビュー。ほか代表作は『世界の終わりの魔法使い』『ディエンビエンフー』など。「DJまほうつかい」名義で音楽活動も行い、これまでに三枚のアルバムをリリース。

西島大介先生は上記のイラストとコメントに加え、5/2(木)より全国の公開劇場および関連劇場にて配布されるクローネンバーグナビゲートフライヤー用に、『アンチヴァイラル』の監督ブランドンの父親であるデイヴィッド・クローネンバーグ監督の過去作にも言及、西島先生の解釈による『ビデオドローム』『ザ・フライ』『裸のランチ』『イグジステンス』のイラストと各作品へのコメントをご提供してくださっています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa