本作品は、デンマークでは誰もが知る実話をもとに、王と王妃、そして侍医の運命的な三角関係を描く壮大なラブストーリーであり、息もつかせぬ宮廷の権力争いを描きます。本国デンマークでは7カ月にわたるロングランヒットを記録し、2012年ベルリン国際映画祭では銀熊賞(脚本賞&男優賞)をW受賞、2013年アカデミー賞外国語映画賞デンマーク代表にも選ばれた珠玉の作品。そして、昨年12月13日に発表されたゴールデングローブ賞外国語映画部門にもノミネートされました!!

自由主義者の侍医ストルーエンセ役には、 “北欧の至宝”マッツ・ミケルセン(『007/カジノ・ロワイヤル』(06))。母国デンマークでは、“もっともセクシーな男”に何度も選ばれ、絶大な人気を誇るトップスターだ。第65回カンヌ国際映画祭では『偽りなき者』(12)で主演男優賞を受賞するなど、ますます役者として円熟味を増す彼が、理想を追い求め、若き王と王妃の心をつかむ男をこの上なく魅力的に演じきる。監督・脚本を務めたのは、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の共同脚本を担当したデンマークの俊英、ニコライ・アーセル。本作でベルリン国際映画祭銀熊賞(脚本賞)を受賞した。製制作総指揮には、ラース・フォン・トリアーが名を連ね、ヨーロッパを代表する一流のスタッフ陣が描き出す愛と欲望のドラマ——18世紀のトゥルーストーリーが、観客をその衝撃の結末へと導きます。

予告編::http://youtu.be/7F1SD9nogAg

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=50792

執筆者

Yasuhiro Togawa