「美女と野獣」「ライオン・キング」など、世界中で愛される傑作を生み出し続けてきたディズニー・アニメーション・スタジオ。今回、新たに贈り出す作品は、人間たちが知らないゲームの世界を舞台に、ヒーローになれない“悪役”のラルフと、レーサーになれない“ひとりぼっち”の少女が大冒険を繰り広げる感動の冒険ファンタジー『シュガー・ラッシュ』。この度、本作の最新予告編が公開となる。

11月2日(金)に全米で公開されると、他を引き離す圧倒的な成績で全米オープニング興行成績第1位の大ヒットを記録(ディズニー・アニメーション史上最高の歴代No.1)。その評価も高く、アニメ界のアカデミー賞とされるアニー賞では、作品賞・監督賞を始め10部門にノミネート。ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞アニメーション映画賞を受賞。ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞にノミネートするなどアカデミー賞への期待が高まっている。

今回公開された予告編では『シュガー・ラッシュ』の世界観が満載。
冒頭ではゲームセンターの閉店後に人間たちが居なくなると「DanceDanceRevolution」のYUNI(参考:http://www.konami.jp/bemani/ddr/jp/am/sn2/chara/newchara.html)の「みんな、もういいわよ!」という声で“もうひとつの世界”アーケードゲームのキャラクター達の世界が始まります。そこにはなんと戦いを止めた「ストリートファイター」のリュウとケンの姿もあり「ふーおつかれー」と声を掛け合っており、彼らは<キャラクターを演じている>という設定が一発で分かる映像になっている。
そんな中、悪役たちが行なっているセラピーに参加している本作の主人公ラルフ。アクションゲームの悪役を30年も続けている彼はそのセラピーで「みんなから愛されるヒーローになりたい」と打ち明け、衝撃的な一言「俺はもう悪役を辞める」と宣言。この決断がゲーム界最大の事件を巻き起こしてしまう…

まさに、ゲーム版『トイ・ストーリー』ともいわれるユニークな設定とディズニー・アニメーションならではの“友情や絆”という普遍的なストーリーが共感を呼び、男女を問わず子どもからゲームと共に育った親の世代まで幅広い支持を受け、遂に『トイ・ストーリー』以来の傑作が誕生!
さらに、本作の主人公ラルフを演じるのは七色の声を持つといわれる山寺宏一さん。ディズニー・アニメーションでも数々の名作で吹替を担当している山寺さんの起用は、さらに『シュガー・ラッシュ』のクオリティの高さを物語る形となった。

誰もが一度は夢にみたゴージャスでカラフルなお菓子の世界と、多種多様の魅力的なキャラクターたち──ディズニー・アニメーションだからこそ可能にできた奇跡の映像世界が、スリリングでエモーショナルな物語を紡ぎ出します。映画『シュガー・ラッシュ』は、日本では2013年3月23日(土)より、全国公開される。

本予告::http://youtu.be/jRCGGEpdamE

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執筆者

Yasuhiro Togawa