1998年の「週刊少年ジャンプ」連載開始以降、壮大なスケール感と個性的なキャラクターの数々で圧倒的な支持を集め、既刊30巻で累計発行部数6000万部を突破するカリスマ漫画、「HUNTER×HUNTER」。秘宝や珍獣などを狙う「ハンター」を目指す主人公ゴン=フリークスやその仲間のキルア、クラピカ、レオリオたちがそれぞれの夢や葛藤を抱えながら様々な出来事に遭遇していく冒険ストーリーである本作は、2011年秋より日本テレビ系で放送開始となったアニメシリーズで更にファン層を拡大!

遂に公開される待望の劇映画「劇場版HUNTER×HUNTER〜緋色の幻影(ファントム・ルージュ)〜」(2013年1月12日公開)は、原作者・冨樫義博が約10年前に描き上げたものの未公開となっていた幻のネーム(漫画の下絵となるもの)から構成したオリジナルストーリー。人気キャラクター・クラピカの過去を描く原作ファン必見の待望のストーリーとなっています。

人気アーティスト・ゆずが、作品の世界観をベースにした主題歌「REASON」を書き下ろしたことや、物語の鍵を握る少年・パイロ役を女優・アーティスト活動など幅広く活躍する川島海荷が演じることなど様々な情報が明らかになっている本作。

さらにこの度、劇場版でのメインの敵役であり、原作で絶大な人気を持つ盗賊集団“幻影旅団”の元メンバーでずっと謎とされていた人物・オモカゲ役を俳優・藤木直人が、デビュー17年目にして初の声優に初挑戦することが決定しました!

俳優、ミュージシャンなど多方面で活躍する藤木は、今回が声優初挑戦。「今までやったことのあまりないタイプの役だった」という自身のキャラクターとは対照的な“悪役”を熱演しました!プロデューサーの「オモカゲには大物感と色気が必要だったので、藤木さんの幅広い演技力と、大人の落ち着いたセクシーな声にオモカゲを感じてオファーさせて頂きました」との言葉通りに、初の声優とは思えない堂々とした立ち振る舞いで見事にアフレコを終えました。初の声優挑戦とあって、アフレコ前に自分で声を吹き込み、監督に事前確認をしてもらう熱の入り方。バトルシーンも多く、「ドラマや映画では絶対に言わないようなヒールっぽい台詞が多く、難しかった」とアニメならではの台詞や、必殺技の掛け声などもある中、持ち前の演技力で順調に収録を終えました。

「大学時代は週に5誌以上漫画雑誌を買うほど漫画を読んでいましたが、大学を卒業するときに『大人になるってどういうことだろう?』と考え、“マンガ断ち”をすることにした」という藤木は、今回のオファーを受けて「HUNTER×HUNTER」を読み込み、原作でも大きな謎とされていた重要な役に取り組みました。
各方面との多彩なコラボレーションによって俄然期待の高まる「劇場版HUNTER×HUNTER〜緋色の幻影〜」は、2013年1月12日(土)全国東宝系にて公開となります。

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執筆者

Yasuhiro Togawa