ダスティン・ホフマンが満を持してお届けする監督デビュー作「QUARTET」の邦題をこの度「カルテット!人生のオペラハウス」といたしまして、2013年G.W.日本配給する運びとなりました。

さあ、クライマックスはこれから—。
引退した音楽家たちのためのホーム【ビーチャム・ハウス】では、ホームの存続をかけたコンサートの準備に追われていた。 ここには、愛に心を閉ざし音楽普及に没頭するレジー、キュートさは若い頃のままに痴ほう症が始まったシシー、ハウス1の女好きウィルフという、昔一緒にオペラを歌っていた有名カルテットメンバーが暮らしていた。

そんな彼らの元に新たな入居者としてやってきたのは、かつて野心とエゴで皆を傷つけ去っていったプリマドンナのジーンだった! しかも、レジーとジーンはかつて“9時間だけ”夫婦だった。そんなジーンも、過去の栄光にとらわれ今や人前では歌えない状態。

時を同じくして【ビーチャム・ハウス】に集ることとなった英国オペラ史に残る4大歌手。果たして過ぎた時間は古傷を癒し、共に過ごすことで彼らはお互いを許しあえるのだろうか。 さらに、コンサートは無事成功をおさめられるか!?

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執筆者

Yasuhiro Togawa