命の大切さをつぶさに見つめた、新たな感動作の誕生———。
『ハチ公物語』『クイール』『子ぎつねヘレン』『犬と私の10の約束』など、これまで日本中をあたたかい涙で包んだ数々の動物映画を生み出してきた松竹から、この度新たな感動作が誕生します。

単なる動物映画の範疇を超え、家族や、管理所に関わる人々の衝突や葛藤をドラマティックに描き出したエンターテインメント作品、映画『ひまわりと子犬の7日間』。

原案は、宮崎県の動物管理所を舞台に起こった実話で、テレビ東京の番組「ポチたま」や、日本テレビ「ザ・世界仰天ニュース」でも紹介され話題を呼んだ「奇跡の母子犬」(PHP研究所)です。
この奇跡の実話を、20年にわたり山田洋次監督の助監督や脚本家として右腕的存在であった平松恵美子が初メガホンを執り、主演に堺雅人、ヒロインに中谷美紀を向かえ、映画化いたしました。

そしてこの度、本作の90秒と30秒の予告編がそれぞれ完成いたしました。
本作は、2007年、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の奇跡の実話をもとに、飼い主のいない犬が現在の日本で置かれている状況を描いた意欲作であり、予告編では犬を取り巻く環境や、それに翻弄され奮闘する人々、そして犬だけではなく、犬を通じた家族との絆、そんな本編で描かれている葛藤や暖かさを垣間見る事が出来ます。
また、20年にわたり山田洋次監督作の共同脚本・助監督をつとめてきた平松恵美子監督らしく、『武士の一分』でも魅力的に語られていた方言も健在。
宮崎を舞台とした本作では、宮崎出身の堺さんを筆頭に、味わい深い宮崎弁が心に残る予告編となっております。

予告編::http://youtu.be/RHeakWPSreQ

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執筆者

Yasuhiro Togawa