今ハリウッドで目覚ましい活躍を遂げているダニエル・クレイグの最新作「ドリームハウス」がこの度、11月23日(金・祝)より全国公開の運びとなりました。
夢のマイホームと家族を守る為、問題に立ち向かう主人公に、ダニエル・クレイグ。
美しい妻役には、実生活でもダニエル・クレイグの妻である、オスカー女優レイチェル・ワイズが熱演。
そして奇怪な出来事の全容を知る謎の隣人にナオミ・ワッツと、ハリウッド屈指のスター俳優たちが出演している。

本作でメガホンをとったのは良質な人間ドラマを生み出すことでも知られているジム・シェリダン。
自身初の本格サイコ・スリラーとなる。89年「マイ・レフト・フット」で監督デビューし、アカデミー賞・監督賞、脚色賞にノミネート。年「父の祈りを」ではベルリン映画祭金熊賞を獲得。
その後も、人間ドラマの秀作を作る監督として高い評価を得ています。

一家が手に入れたマイホーム。しかし、幸せな生活を築こうとしていた矢先、
不可解な出来事が起こり始める。娘が幽霊らしきものを見たり、謎の男が家の中を覗き見ている。
自宅地下では侵入した者が怪しげなミサをやっていた。
その原因は、5年前にその家で起こった惨殺事件が原因だった…。
そんな恐怖を煽るストーリーだが、撮影現場を震撼させた1枚の写真がある。
本作の舞台となる家で現場撮影をしていたときに撮った1枚の写真。
そこには、二階の窓にハッキリと霊が写り込んでいる。スタッフたちは撮影を躊躇する程の恐怖を感じた写真だがよくよく見ると、それはジム・シェリダン監督??実はみんなを驚かせようとした監督のドッキリ作戦で、まんまと皆を恐怖に陥れ大成功を収めた。
そして繊細な心理や人の感情を丁寧にくみ取るジム・シェリダンならではのこの御茶目な出来事は現場を一気に和やかな雰囲気にさせた。
その奇跡の1枚とも言える懇親の心霊写真を大公開!
映画は決して怖いだけではなく、家族愛の普遍的要素も盛り込まれた深みのある作品に仕上がっている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa