さまざまなフィールドで活躍する方々をゲスト館長としてお招きして“人生の一本”を若い世代の観客たちと共有してきた映画上映イベント”原宿シネマ”が、2012年10月、一挙6人のゲスト館長たちに集結いただき、原宿映画祭を開催します!

【第一回 原宿映画祭 開催概要】
場所:VACANT(住所:渋谷区神宮前3-20-13)
日程:
■10月27日(土)
①館長:太田莉菜(女優・モデル)
 上映作品『ディナーラッシュ』
②館長:杉山ハリー(ミュージシャン、タレント)
 上映作品『ニュー・シネマ・パラダイス』
③館長:Bose(スチャダラパー)
 上映作品『グッドフェローズ』

■10月28日(日)
①館長:みうらじゅん(イラストレーターなど)
 上映作品『男はつらいよ 寅次郎わが道をいく』
②館長:片桐仁(俳優)
 上映作品『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』 
③館長:箭内道彦(クリエイティブディレクター)
 上映作品『アカルイミライ』

【チケット情報】
□入場料金:一般 \1800 学生 \1500  原宿割 \1500
       ※学生料金の方は、受付にて学生証をご提示ください。
      ※原宿在住もしくは勤務されている事が分かるものをご持参ください。
チケット購入方法
原宿シネマ公式HP(http://www.harajukucinema.com)予約フォームより受付。
※各回先着100名限定、完売次第受付終了。

原宿シネマ公式HP■http://www.harajukucinema.com/

原宿シネマ概要
2011年5月より原宿のアートスペース・VACANTにて毎月定期開催している映画上映イベント。様々なフィールドで活躍する方々をゲスト館長としてお招きし、彼らが選ぶ“人生の一本”を館長と観客が一緒に鑑賞しトークなどのイベントを行う、新しい映画共有スタイル。
これまでに、Candle JUNE(キャンドルアーティスト)、伊賀大介(スタイリスト)、野村友里(フードディレクター)、荒川良々(俳優)、しまおまほ(エッセイスト)、ACIDMAN大木伸夫(ミュージシャン)、安藤モモ子(映画監督)といった個性溢れるゲストが館長として参加。

館長コメント抜粋
◎みうらじゅん館長コメント 「私と寅さん」
童貞をこじらせていた中学生時代、チャールズ・ブロンソンやスティーヴ・マックイーンに憧れていた一方で、車寅次郎のどうしようもないキャラに共感してた。それは毎回、フラれるところ。ジェームズ・ボンドが毎回、ボンドガールとうまくいくのと対照的に、寅さんは恋を打ち明ける前に撃沈してた。そのスカっとしない結末の言い訳が「そこが渡世人の辛れぇところよ」。90%以上、間違ってる人なのに何故かグッときたのは寅さんの生き方に”ロック”を感じたからだ。前田吟演じる博(ひろし)がいつも「お兄さんはいいなぁ、自由で」と言うセリフがこのロック映画のテーマなんだ。それにしても本当、落ち着きなさ過ぎ、寅さんったら。
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箭内道彦館長
『アカルイミライ』。映画祭の帰りは、とんちゃん通りの台湾料理屋『千』でクラゲを食べて、この映画のエンディングのように表参道を闊歩してください。お待ちしています。
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片桐仁館長
『バック•トゥ•ザ•フューチャー2』を選んだ理由は、僕が一番好きな映画であり、「最近あんまりテレビでやらないから」ということ。そのせいなのか、若い人(主にゆとり世代)が思いのほか『バック•トゥ•ザ•フューチャー』を観てないことを知って愕然としたからです。本来なら一話完結してる「PART1」を選ぶべきだったんですが、ここはあえて「PART2」にさせていただきました。それは1985年当時30年後の未来を描いた2015年があと3年後に迫った今だからです! 今こそ! あの華やかな未来のヒルバレーを大画面で観るべきじゃありませんか! 「PART1」を観たことがない人もあえて「PART2」から観てみませんか?マジで超面白いんだから〜! マジで!

執筆者

Yasuhiro Togawa