11月21日より当劇場にて上映いたしますドキュメンタリー映画『ユ−リー・ノルシュテイン エイゼンシュテインの「イワン雷帝」を語る』。
 今もなお、映画史で語られる名作「戦艦ポチョムキン」を作った、ソ連最大の監督セルゲイ・M・エイゼンシュテイン。彼の遺作となった「イワン雷帝」は16世紀半ばのロシア皇帝、イワン4世の生きざまを描いた入魂の歴史作品であり、日本美に心酔していたエイゼンシュテインの、歌舞伎や能の様式美を活かした緻密な演出で知られる長篇大作です。

 2004年に開催されたラピュタアニメーションフェスティバルでは、世界を代表するアニメーション作家、ユーリー・ノルシュテインがおよそ10時間におよび、この「イワン雷帝」を基に語るワークショップが行われました。ノルシュテインが映画芸術の天才と賞賛し、自身の制作に多大な影響を受けたというエイゼンシュテイン。「イワン雷帝」をテキストに映画特有の演出術や、アニメーションの特性とも結び付いていく見事な構図感覚を、ノルシュテイン自ら描いた絵コンテを用いて解説・ひも解いていく非常に有意義な講議となりました。
 この度、当劇場にてこの伝説的なワークショップを捉えたドキュメンタリー映画『ユ−リー・ノルシュテイン エイゼンシュテインの「イワン雷帝」を語る』を上映致します。
映画とは、アニメーションとは!?映像世界にかかわり合う全ての人間が、原点に立ち戻させられるドキュメンタリー作品となっております。

【イベント】ユーリー・ノルシュテイン エイゼンシュテインの「イワン雷帝」を語る
【日程】2012年11月21日(水)〜12月9日(日)レイトショー連日20:15より上映
    ※11月26日、27日、12月3日、4日は休映いたします。
【開催場所】アート・アニメーションのちいさな学校劇場
【料金】前売り800円 当日1,000円 
 http://www.laputa-jp.com/school
  

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa