今年のグラミー賞で最多6部門を受賞。現在までに、世界セールスは2400万枚を越え、21世紀最大のヒットとなったモンスター・アルバム『21』が今なお世界中で売れ続けているアデルが、以前から噂されていた映画007シリーズ最新作『007 スカイフォール』の主題歌を歌う事が遂に正式決定!本映画の為に書き下ろされた2年振りの完全な新曲で、タイトルもずばり「スカイフォール」。今週10月5日(金)「ジェームズ・ボンドの日」(※)のUK時間の0:07(日本時間、同日午前8時07分)に、アデルの公式サイトで公開されることも決定。更に公開直後にはiTunesでの先行配信スタートも予定しており、まずはプレ・オーダーが本日からスタートしました!

『007 スカイフォール』(日本公開は12月1日)は、ご存知ジェームズ・ボンドを主役とした世界で最も有名なスパイ映画の最新作。今年でシリーズ生誕50周年を迎え、記念作となる今作の主演は6代目ジェームズ・ボンドとしてこれがシリーズ3作目となるダニエル・クレイグ。そして、監督を務めるのは『アメリカン・ビューティー』でアカデミー作品賞、監督賞など5部門を受賞したサム・メンデス。007史上初のアカデミー賞受賞監督となります。音楽の頂点であるグラミー賞と映画の頂点であるアカデミー賞。この2つを極めたアーティスト同士のタッグは、映画史に燦然と輝く金字塔007シリーズの50周年を飾るにふさわしい最強のタッグとなります!

また、本主題歌「スカイフォール」をアデルと共に共作、プロデュースしたのは、グラミー賞を受賞した大ヒット・シングル「ローリング・イン・ザ・ディープ」でもタッグを組んだポール・エプワース。こちらも、アデル・ファンにとっては堪らない最高の組み合わせとなっています。

アデルによる本主題歌へのコメントは以下:

「私が『007 スカイフォール』のテーマ曲に関わることには、最初はちょっと及び腰だったの。ジェームズ・ボンドの曲といえば、もの凄く大きな注目が集まるし、プレッシャーも大きいから。でも、脚本を読んで文句なしに気に入ったし、ポール・エプワースも色々面白いアイデアを出してくれてたから、気が付いたら、これをやらない手はないって思うようになったのよ。あらすじに合わせて曲を書くことは本当に楽しかった。私にとって初めての経験だから、凄く面白かった。ストリングスを録音した時は、人生で最も誇らしく感じた瞬間だったわ。60歳になった時には、きっと髪を梳かしながら『私は昔ボンド・ガールだったんだから』なんて言ってるはずよ!」
                                            − アデル

77名の大オーケストラと共にレコーディングされたという本楽曲。果たして、アデルが歌う007のテーマ曲はどんな仕上がりになっているのか!?まずは10月5日(金)0時07分(日本時間8時07分)をお楽しみに!

※10月5日「ジェームズ・ボンドの日」:1962年10月5日、007シリーズ第1作『007 ドクター・ノオ』がイギリス公開された日。今年で50周年を迎える。

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執筆者

Yasuhiro Togawa