ついに9月28日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて、「ナチスが月から攻めて来た!!」という斬新な設定のSFアクションエンターテイメント映画『アイアン・スカイ』が公開を迎えた。午前中の回から、多くの方が劇場に詰めかけ、SF映画と言うこともあり、特に男性や年齢層の高い方で劇場がにぎわった。しかし、午後〜夜になるにつれて、若い世代やカップルも増え始め、本作が決して一部コアファンの方のみではなく、全世代が楽しんで頂ける映画であることを証明できる形となった。日曜は台風の影響もあったが、それでも満席が出るなど熱いファンが押し寄せた。

また、Twitter上での書き込みも非常に盛り上がっており、特に多いコメントに、「制作している時から気になっていた作品。まさか日本で公開するなんて!」、「『アイアン・スカイ』のために、有給を取ったぞ!」、「今日は会社を休んで『アイアン・スカイ』!!」、「『アイアン・スカイ』観た!これから月面飲み会(オフ会)に行ってきます。」など、ファンがどれだけ応援してくれていたのか、この映画がファンの力で完成した映画であるということを再度、確認できることができた。「ナチス」という題材を扱っているだけに、一般の方の反応がとても気になっていたが、「『アイアン・スカイ』が、人生初の公開日鑑賞映画」、「今年のナンバー1の映画が決まった」、「これから2回目行ってきます!」など、その満足度が高いことも大ヒットに繋がった要素であるだろう。公開3日間で、すでに2回観た方も多くいたり、なんと4回も観たつわものもいたりと、『アイアン・スカイ』にやみつきになるファンが続出した。「富野由悠季監督のラフデザイン画Tシャツ」や、「月の土地」などの豪華賞品が当たるリピーターキャンペーンも実施中のため、今後、さらにリピーターが増えていきそうだ。

28日(金)に初日迎えた作品は全部で4作品。『ボーン・レガシー』、『ハンガー・ゲーム』、『エージェント・マロリー』という大作がひしめく中、インディーズ映画ながら、Twitterでの口コミ効果を始め、『アイアン・スカイ』ファンの様々な宣伝方法が功を奏して、新宿では立ち見が出るほどの満席が相次ぐほど、人々が劇場へ押し寄せ、また本編鑑賞後の満足度も非常に高いものとなった。今週は、1日の映画の日、翌週の3連休と続くため、今週も盛り上がること間違いなしだ。引き続き、『アイアン・スカイ』が日本を侵略する!!

『アイアン・スカイ』は9月28日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか、全国ロードショー  

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執筆者

Yasuhiro Togawa