語り継ぎたい映画シリーズ『アナザーカントリー』『眺めのいい部屋』−−新作をやめてでも観たい、病みつきな名画たち

昨年、”語り継ぎたい映画”シリーズとして第1弾『いちご白書』、第2弾『ひまわり』を公開し好評を博しました。

特に『ひまわり』は女性を中心に人気を博し、全国68スクリーン興行収入5000万円と久作としては異例のヒット！

素材がデジタル化し、旧作の上映が困難になりつつありますが、もう一度スクリーンで観たいというお客様の熱い要望にお応えし、「語り継ぎたい映画シリーズ」として、クラシック作品の上映を続けていきます。今年、新たに選び抜いたのは、80年代イギリス映画『アナザーカントリー』と『眺めのいい部屋』の２作品です。

第３弾　『アナザー・カントリー』
絶世の美少年ルパート・エヴェレット＆『英国王のスピーチ』のコリン・ファースの競演が光る名作。公開当時、同性愛がまだタブーとされていながら、公開される否や、若い女性を中心に大ヒットを飛ばしたBL映画の金字塔。今や熟練した味わいを見せる名優コリン・ファースの若き姿も眩しい。

第４弾　『眺めのいい部屋』
『英国王のスピーチ』のヘレナ・ボトム＝カーター、アカデミー賞主演男優賞２度受賞のダニエル・デイ・ルイスなど豪華キャストが、美しい景色の中で織り成す物語。フィレンツェの町並みとブッチーニの調べに彩られながら、２人の男の間で ゆれる女の別れと旅立ちを描く。『最終目的地』公開間近のジェームズ・アイヴォリーの代表作