『ザ・セル』(00)『インモータルズ-神々の戦い-』(11)のターセム・シン監督の手によって、全く新しいファンタジーエンタテイメントとして生まれかわった、ジュリア・ロバーツ主演の話題作『白雪姫と鏡の女王』が、いよいよ9月14 日(金)より全国公開となります。
このたび、本作の主演で、初の悪役に挑戦したジュリア・ロバーツのインタビュー動画が緊急到着!ジュリアと、白雪姫役のリリー・コリンズが、本国の少女からの質問に答える形式の動画で、劇中で激しいバトルを繰り広げる2人とは思えないほど和やかなムードでインタビューが行われています。

破産寸前の王国に君臨する、ワガママでイジワルな本作の女王を演じてみた感想は「とても楽しかったわ。女王は面白いけどワガママな女性。演じるにあたって、今までイジワルされた人達を思い出して、それを女王のキャラクターに反映させたの」。18 歳の誕生日を迎えた白雪姫にお祝いの言葉をかけるどころか、「私ってあなたをみると理由はわからないけどすご〜くむかつくの」と、姫の髪の毛を引っ張りながら睨みつけるなど、自分以外の女性の美しさがガマンならないという超絶に性悪な女王を見事に演じたジュリア。しかし単なる悪役ではなく、大人の女性なら思わず拍手喝采したくなる毒舌と、キュートでチャーミングな笑顔で観るものを惹きつけます。

リリー・コリンズが来日した際には、「ジュリアはお母様でもあり、現場にお子さんと一緒にいらっしゃるときもあったわ。映画の中では意地悪な女王だけれど、カメラが回ってない時は、優しいジュリアにすぐ切り替わっていたの」と、実際の彼女はとても優しくて面倒見の良いキャラクターであったと紹介しています。動画の中でも「(仲の悪い役を演じるのは)挑戦だったわ。大好きな人の髪を引っ張るのは辛い気分よ。結果的に何度もやったけれど、申し訳なかったわ」と、リリーに向かって優しく目配せをするジュリアの姿を見ることができます。

「本作で伝えたいことは“誰の中にも美しさは秘められている”ということ、そして、“信じれば夢は必ず叶う”ってことね」と、これから映画を観る人々へメッセージをおくりました。

ジュリア・ロバーツ&リリー・コリンズ インタビュー::http://youtu.be/zJMh1GocNtY

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執筆者

Yasuhiro Togawa