この度、ベン・アフレック監督第3作目となる映画『アルゴ』のトロント国際映画祭でのワールドプレミア上映が現地9月7日に行われました。レッドカーペットには監督・主演を務めたベン・アフレックのみならず、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ブライアン・クランストンといった脇を固めるキャスト達も登場し、会場は盛り上がりに包まれました。

いよいよ、このトロント国際映画祭でワールドプレミアを迎えた本作。プレミア上映を終えての心境を聞かれたベン・アフレックは「最高だ。この作品は自分でもすごく好きだし、すごく誇りに思っているからね。しかも、この作品は、アメリカとカナダの関係性が人の命を救ったというカナダについてすごく特別なことを描いた作品だから、とりわけカナダでプレミアできて嬉しかった。それからアメリカ人には分からないようなカナダについてのジョークを、カナダの人達が全部笑ってくれたのも嬉しかった。そういうところも含めて本当に本当に昨日のプレミアは感動的だった。それからこのフェスはそもそも観客が本当に素晴らしいからね。素晴らしい観客がいることでも有名なフェスだし、だからここに来るといつも素晴らしい経験ができるんだ。」とコメントを残しました。

終映後は会場からスタンディングオベーションが送られた本作。話題作が多く上映されるこの映画祭でのプレミア上映を経て、どういった評価を受けるのか。最高賞となる観客賞の行方にも注目が集まりまっております。

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執筆者

Yasuhiro Togawa