この度、吉川トリコ原作の『グッモーエビアン!』(新潮文庫刊)が麻生久美子、大泉洋のW主演にて映画化が発表され期待高まる中、12月15日(土)の公開に向けて予告編と本ビジュアルが完成いたしました。

ポスタービジュアルでは、ライブハウスのスポットライトをバックに、麻生久美子演じる元パンクロッカーの母アキと、大泉洋演じる超・自由人ヤグ、そして三吉彩花演じる真面目な女子中学生ハツキが並び、「ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?」というキャッチーコピーから彼らが織り成す破天荒な家族の物語を連想させる。

予告編は、アキとハツキの元へ、海外放浪の旅に出ていたヤグが突然戻ってくるところから始まる。
アキとヤグが面白おかしく毎日を過ごす中、それを素直に受け入れられない思春期のハツキの目線を通して、彼らが家族の絆を深めていく様を描く。
実生活でも母になった麻生演じる型にはまらない母親、天真爛漫だが実は、過去に両親をいっぺんに亡くすという過去を抱えたヤグ、そんな2人を見ながら自分の将来を選択しようとするハツキ。それぞれのキャラクターが明らかになり、また、ハツキの友人役に能年玲奈、担任教師役に小池栄子、その他塚地武雅や土屋アンナなど、個性派キャストが脇を固め、笑って泣ける感動作に仕上がっていることが伺える。

さらに本作の主題歌を担当するのは、確かな音楽性とアグレッシブなライブパフォーマンスで若い世代から絶大な支持を受けるONE OK ROCK。
本作のために書き下ろした「the same as…」の熱いメロディが映画をより感動的に盛り上げている。
※なお、この楽曲の発売は未定。

■山本透監督:ONE OK ROCKの主題歌に関してのコメント

劇中、ヤグは「ROCKが何かなんて分からない」と言う。言葉にするだけ野暮で、ジャンルで語ろうとすると、とたんにつまらなくなる。
ONE OK ROCKは、そんなモノは超越している、サイコ—のROCK BAND。
主題曲をお願いした時、言葉はあまりいらなかった。脚本を読んでくれていた彼らは既に映画のイメージを理解してくれていたし、すぐに曲作りにかかる。
歌詞は、編集を終えた映画を見てから書いてもらった。その時も伝えた言葉は一つだけ。
「感じたことを書いて欲しい」
エンディングを飾る、優しさに満ち溢れた力強い曲。 「the same as…」
もしこの映画が、誰かの心を突き動かすことが出来たなら。
その人の人生の中、何度も この曲が甦って、何かを支えてくれるに違いない。」

■ONE OK ROCK プロフィール

2005 年に結成しライブを中心に活動。エモ、ロック、メタルの要素を詰め込んだサウンドとアグレッシブなライブパフォーマンスが若い世代に支持されている。
2011 年は全国各地にある夏フェスを総なめにし、10月に5thアルバムを発売、秋には全国ツアーを敢行、そしてファイナル公演を2012 年1月に横浜アリーナにて2デイズ開催するも即日ソールドアウト、約24,000 人を動員した。

ボーカル:Taka 1988年4月17日生まれ。東京都出身
ギター:Toru 1988年12月7日生まれ。大阪府出身
ベース:Ryota 1989年9月4日生まれ。大阪府出身
ドラム:Tomoya 1987年6月27日生まれ。兵庫県出身

予告編::http://youtu.be/6Lzt-IUeUHU

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執筆者

Yasuhiro Togawa