9月3日(月)まで公開129日間で観客動員469万人、興行収入59億4千万円を記録し一大ブームを巻き起こしている超大ヒット映画「テルマエ・ロマエ」。

今年4月のイタリア・ウディネ・ファーイースト映画祭で観客賞の一つマイムービーズ賞を受賞し、今週末9月8日(土)にはカナダ・トロント国際映画祭での公式上映を控える本作ですが、8月31日(金)に台湾で公開され、1週目の週末9月1日(土)〜9月2日(日)の2日間の興行収入が約440万台湾ドルを記録し、興行ランキングで第1位を獲得しました。
日本映画が台湾の興行ランキングで1位となるのは2006年の「着信アリFinal」以来の快挙です。公開からの3日間の興行収入は約600万台湾ドルで、日本映画として異例の大ヒットとなっています。

台湾他、イタリア、スイス、フランス、ベルギー、モナコ、バチカン市国、マルタ共和国、北アフリカ諸国、韓国、香港、マカオでの海外配給が決定し、合わせて20以上の国と地域から配給オファーが殺到している「テルマエ・ロマエ」の海外進出をさらに後押しする形になりそうです。

早くも11月9日(金)にはブルーレイ&DVDレンタル開始、11月23日(金)にはブルーレイ&DVD発売が決定しており、年末まで「テルマエ」ブームが続きそうです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa