この度、映画『アイアン・スカイ』が9月28日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開される。「第二次世界大戦後、敗北したかに見えたナチス軍は、月の裏側に逃げ込んだ。そして2018年、地球を侵略しに帰って来る」という衝撃のプロットで世界中を席巻した映画『アイアン・スカイ』。フィンランド、ドイツ、オーストラリアの共同製作である本作は、世界中の映画ファンから今流行りのクラウドファンディングでカンパを募り、その総額が約100万ユーロ(約1億円)に達するなど、ファンからの絶大なる支持を得ている。ヨーロッパを中心に世界中で、大ヒットを記録!続編や前日譚の制作も決定するなど、この秋、最注目のSFアクションエンターテイメント作品だ!!

今回、映画『アイアン・スカイ』の公開を記念して、上映劇場である新宿武蔵野館内に、巨大な月面基地が登場した。天井から吊るされた巨大月面には、本作で月面ナチス隊が暮らしているハーケンクロイツ型の基地が描かれており、劇場に入ってきた観客を圧倒するディスプレイになっている。そして、そのディスプレイに近づいて、よーく見てみると中央に謎の生命体が浮かんでいるのが発見できる。何ともかわいらしい形をしているのだが、どことなしか形がUFOにも似ている。この、ふわふわと浮遊する黒い物体は、「カラージェリー」と呼ばれる「海月(クラゲ)」。威圧感を与えた後は、癒しを与えて、支配する。まさにナチスを彷彿させるディスプレイだ。30日(木)より設置するや否や大反響となっているようで、前売券の販売も増加しているというのだ!このディスプレイを見るには、新宿武蔵野館の映画のチケットを持っていないと入れないのだが、ぜひ、新宿武蔵野館で映画を鑑賞したついでに、観て欲しい。その威圧感と癒しに、あなたも『アイアン・スカイ』の虜になること間違いなしだ!!

公開まで、あと一か月となった本作。この秋、日本中が『アイアン・スカイ』旋風に巻き込まれる!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa