映画ファンからの熱い支持を集め、すっかり定着した感のある「午前十時の映画祭」(主催:一般社団法人映画演劇文化協会)。3/3(土)から全国25スクリーンで第三回がスタートし、8/24(金)には全50週のうち前半25週間の興行を終了しましたが、この第25週は「第三回」での動員週計新記録を達成。現在、昨年同時期/同劇場比較、80%超えの動員&興収という安定した興行を維持しています。また一昨年の第一回から現在までの「午前十時の映画祭」の観客総動員数は162万人を突破しました。

★第三回の週計動員数第1位:第25週目(8/18〜8/24)9382名、第2位:第9週目(4/28〜5/4) 9106名第3位:第1週目(3/3〜3/9)9004名 また全日上映を実施中のTOHOシネマズ みゆき座では、「素晴らしき哉、人生!」以来の週計動員数2000名超えを第25週目上映の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が達成いたしました。

★みゆき座週計動員記録第1位「バック・トゥ・ザ・フューチャー」2310名、第2位「素晴らしき哉、人生!」:2245名

また最近のトピックスとしては
■第21週目、7/21(土)より長野グランドシネマズが「風と共に去りぬ」を上映し1185名を動員。同期間終日上映を実施していたTOHOシネマズ みゆき座の「がんばれ!ベア—ズ」(1031名)、TOHOシネマズ 梅田の「バンド・ワゴン」(922名)を破って、全25劇場での動員数トップを記録しました。
■7/25(水)から27(金)まで、佐賀市内中学校生徒、教職員約220名がシアター・シエマにおいて、課外授業として「道」を鑑賞。佐賀新聞にも大きく取り上げられました。

■3/3(土)〜8/24(金) 25週間 動員/興収(全国25スクリーン)
動員:18万1634名 興収:1億7577万6500円 
★対比[2年目【赤の50本】全国25スクリーン]:動員81%、興収82%
■第一回+第二回+第三回前半25週までの総動員/総興収
 動員:162万9591人 興収:15億7843万1900円

なお第三回の現状動員上位10作品は、①「サウンド・オブ・ミュージック」②「風と共に去りぬ」③「素晴らしき哉、人生」④「シャレード」⑤「麗しのサブリナ」⑥「ゴッドファーザーPARTⅡ」⑦「さよならをもう一度」⑧「E.T.20周年アニバーサリー版」⑨「007危機一発(ロシアより愛をこめて)」⑩「ドクトル・ジバゴ」の順となっています。

■参考1:「第一回」25劇場、50作品 (2010年2/6〜2011年1/21・50週間)
年間総動員数・総興収:動員:58万6千838人、興収:5億6千757万6千円
■参考2:「第二回」50劇場、100作品
(2011年2/5〜2012年2/24までリカバリー上映を含む55週)
年間総動員数・総興収:動員:86万1千119人、興収:8億3千507万9千400円

執筆者

Yasuhiro Togawa