7 月14 日に公開され大ヒットを記録している映画『ヘルタースケルター』の興行収入がついに20 億円の大台を突破いたしました。また、8 月24 日(金)には海を越えた台湾でも劇場公開され、大ヒットとなっております。

■興行収入20 億円、動員150 万人を突破!!
公開から45 日で興行収入2,005,254,380 円、動員1,535,820 人を記録
公開前から話題になった本作は7 月14 日(土)より全国205 館の劇場で上映がスタート。公開初日から満席の劇場が相次ぐなど大ヒットとなった。公開規模が200 館クラスの映画で興行収入20 億円を突破するのは異例のこと。お客さんの7 割が女性でレディースデイを実施する劇場の多い水曜日に動員が増えるという“女子会”のような現象が全国の劇場で見受けられている。大ヒットによって話題は女性からさらに広がり、最近ではカップル・夫婦を中心に男性のお客さんも増加している。

公開後、Twitter やブログには映画感想が溢れた。その内容は沢尻エリカの演技や美しさや蜷川実花監督ならではの世界観を絶賛する声だけでなく“女性の生き方”や“女性の美”をテーマにした映画の内容に共感する感想も多かった。そんな中、8 月24 日(金)にはNHK「ニュースウォッチ9」で『ヘルタースケルター』のテーマである“女性の美”に関する特集が組まれ、主演の沢尻エリカと蜷川実花監督が大越キャスターのインタビューに応じ大きな話題になった。『ヘルタースケルター』は大ヒット映画という枠を超えて社会現象となっている!!夏休みは終わりに近付いているが『ヘルタースケルター』の盛り上がりはまだまだ終わりそうもない。

■台湾でも大ヒット!いよいよこの熱気がアジアへ!!
そして、『ヘルタースケルター』の勢いは海外にも飛び火。先月行われた台北映画祭にも招待され蜷川監督が登場した舞台挨拶は500 席の会場が満席になるなど海外でも話題になっていた。そして、8 月24 日には台湾でも『悪女羅曼死(あくじょロマンス通常ロマンスは“羅曼史”と表記するが“羅曼死”という当て字になった)』公開された。初日3 日間で台北市内でNTD 620,000(日本円で1.620.000)を記録。OL と学生を中心にこちらでも大ヒットとなっている。今公開している劇場からもっと大きな劇場に移行したいという要望もでるなどさらなるヒットが予想される!!
※今後も香港(9 月20 日公開)、韓国などで公開が予定されている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa