「フリーター、家を買う。」やアニメ「図書館戦争」など著書の映像化が相次ぎ、実写「図書館戦争」の公開も控える、いま最も面白い“物語”を生み出す作家・有川浩。昨年映画化された「阪急電車 片道15分の奇跡」のスマッシュヒットが記憶に新しい彼女の地元・高知を舞台にした小説『県庁おもてなし課』は、雑誌「ダ・ヴィンチ」の“ブック・オブ・ザ・イヤー2011”で総合ランキング・恋愛小説ランキングでともに第1位を獲得、第3回ブクログ大賞・小説部門を受賞した話題作です。発行部数も既に20万部を突破した絶好調のこの作品の待望の映画化が決定しました!

主演は、今年デビュー8周年を迎え、「エイトレンジャー」も大ヒット上映中と、いま最も勢いのあるグループ・関ジャニ∞の錦戸亮(27)。「ちょんまげぷりん(10)」以来3年ぶりの映画主演に挑みます。ヒロインには、朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で全国区の人気を不動のものにした堀北真希(23)。さらに高良健吾(24)、関めぐみ(26)といった若手の人気実力派が脇を固めます。

スタッフには、脚本・岡田惠和、監督・三宅喜重と、映画「阪急電車」のスタッフが揃い、あのあたたかな感動をもう一度お届けします。今回彼らが取り組んだのは、誰もが共感する、“ふるさと”を舞台にしたラブストーリー。高知県の全面協力のもと、実際の高知の色彩豊かな大自然の景色をふんだんに盛り込んだ映画「県庁おもてなし課」が、地方から日本全国を元気にします!

以下コメントになります。

錦戸亮(掛水史貴 役)コメント
生まれも育ちも高知県の県庁職員役です。大阪出身ですが…。実在するおもてなし課という一風変わった課に勤務する平凡な男が、堀北さん演じる明神さんと出会い、一人前の「いごっそう」に成長する姿を逞しく演じられるよう頑張りたいと思います。初共演の堀北さんとのお芝居もあの透明感に負けないよう、掛水として正面から体当たりで演じられればと思います。パラグライダーにも挑戦するという事なので、空から見下ろした高知県、日本の素晴らしさを掛水と共に、僕自身も沢山気付けるんじゃないかな? と大変楽しみにしています!

堀北真希(明神多紀 役)コメント
原作を読んで、目の前の壁を一つずつ乗り越えていく姿に元気をもらいました。方言にも挑戦させていただきますが、高知県のことを勉強して、地元の人になりきれるように頑張りたいと思います。

有川浩(原作)コメント
気心知れた「阪急電車」チームにまた作っていただけることがとても嬉しいです。ロケハンから楽しく参加させていただきました。後は錦戸さんの掛水や堀北さんの多紀に会えるのが楽しみで仕方ありません。

尾?正直(高知県知事)コメント
小説『県庁おもてなし課』の映画化が決定されましたことは、本県の観光振興に大きく寄与するものと期待しており、大変うれしく思います。映画化に向けてご尽力をいただきました関係の皆様方に対しまして、心より厚く御礼申し上げます。また、今回の映画化を大きな契機としまして、高知県の魅力を全国に情報発信するとともに、さらなるおもてなしの機運醸成につなげていくよう、取り組んでまいります。

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執筆者

Yasuhiro Togawa