今、世界で最も観られている100年に一度の映像プロジェクトが遂に日本に上陸。

8月14日(火)に全国公開された「アベンジャーズ」は2週目も勢いは衰えず、2週目の土日で3億1,346万円、動員20万人を記録し、2012年洋画公開作品最速(公開12日間)で20億円の大台を突破した。トータルの興行収入は8月26日(日)までの合計で興行収入22億1,665万円、動員150万人を突破している。

 「アベンジャーズ」の大ヒットを牽引しているのは、初日から変わらぬ客層の広さである。各キャラクター(アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク)、などのコスチュームに身を包む熱狂的なファン、洋画のヘビーユーザーである40代以上の映画ファンから、小学生同士、女性同士から20代のカップルまで幅広い層のお客様が劇場に足を運んでいる様子が見受けられた。日本中の劇場が、まさに“アベンジャーズ現象”を体感した1週間となった。
 
既に世界の興行収入は8月27日(月)までの集計で14億9,180万ドルとなり、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(※13億2,810万ドル)を超え、1位の「アバター」(27億ド8,230万ドル)、2位の「タイタニック」(21憶8,520万ドル)に迫る勢い。更に全米歴代興行収入では、6億1,781万ドルを記録し「タイタニック」(※6億78万ドル/2012年公開興収除く・ファーストランのみ)を超え、歴代第2位となった。全世界歴代興行収入で「アバター」を超える事ができるのか?公開順としては大トリを務める日本の興行収入がその結果を左右する事は間違いない。(※Box Office Mojo調べ)

また世界中のファンやメディアが「アベンジャーズ」の最終興行収入の行く末を見守る中、日本を含めた世界中での大ヒットを受けて待望の続編が決定した。詳細は明かされてないが、ジョス・ウェドン監督の続投と2015年の世界同時公開が決定。70億人の全人類は、再び最強のヒーロー達の集結を目の当たりにする事になる。
(※アイアンマン3の日本公開は2013年GWに決定)

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=48742

執筆者

Yasuhiro Togawa