映画史上”初”の人体模型と骨格標本が主人公の「放課後ミッドナイターズ」が全国公開中です。
新人監督のオリジナルコンテンツ。福岡のアニメーションスタジオが予算が乏しい中で生み出した本作。本来なら、単館公開される予定だった本作ですが、業界内試写会や、一般向けの親子試写会を重ねる中で公開規模が拡大され、70館以上の規模で公開されています。現在、「アベンジャーズ」の同レベルのスクリーンアベレージを記録している本作。早速、続編の製作が決定致しました!!本件は、まだ竹清仁監督にも山寺宏一さんを始めとする声優陣にもまだ知らされておらず、本報道で知らされます。

「放課後ミッドナイターズ」国内外での好評を受け、”2”製作決定!!
〜福岡発!映画史上”初”人体模型が主人公の作品誕生から映画公開→続編製作決定まで〜
 当初、日本の映画業界の誰もが見向きもせず、製作費も集まらなかった作品の続編製作までの流れ
          
   2007年  モーションキャプチャの可能性と面白さに気づいた、竹清仁監督が「絶対に
        動かないものが、人間臭い動きをしたら絶対に面白い!」という発想から、
        深夜の理科室で一人で七転八倒する人体模型が主人公の
         短編「放課後MIDNIGHT」を制作。
        多くの国内外の映画祭で入賞し、世界中で上映される。
   2008年  どうなるかの見通しのない中で、竹清監督と平田プロデューサーの間で
        映画化を決め製作に着手。
        資金と配給先が決まらないなかで製作をスタート。
        各社へ出資&配給営業に動くも難航を重ねる。
   2009年  ティジョイに打診 ティジョイ(アマゾンラテルナ)出資&配給を即決定
         秋頃  製作費が尽き、一時中断。製作を決めた事をやや後悔する    
   2010年  製作が中断されるも、製作過程の映像と、短編「放課後MIDNIGHT」を
        鑑賞した多くの業界関係者が資金の調達などに尽力し、製作再開。
   2011年  下旬  各声優陣に出演オファー。
            山寺氏は断ろうとしたが映像を鑑賞して、出演を決意
   2012年  初春  完成品を鑑賞したアジアの映画関係者の間で話題になり、
            アジア4カ国での公開が決定
        春頃  劇場関係者向けの試写会が行われ、好評を得る。
             加速的に公開館が増え70館規模になる。
   8月18日(月) シンガポールプレミア              
            アジアの一般客にも受けるとEP及び監督が手応えを得る
   8月25日(土) 映画全国公開
   8月27日(月) 続編の製作が決定!!

<「放課後ミッドナイターズ」スマッシュヒット!>
   公開初週の9大都市でのスクリーンアベレージは「BRAVE HEARTS 海猿」を越え、「アベンジャーズ」に迫る勢いを記録。「ダークナイト」の倍になっております。

■エグゼクティブプロデューサー紀伊氏(株式会社ティ・ジョイ)
本作の製作が決まってから5年。途中で資金が尽きて、製作がストップした事もありました。ですが、竹清監督が熱意を持って作り上げてきた映像の数々は、常に様々な方々の心を捉えてきました。私自身、最初にこの作品の出資と配給を提案されたとき、映像を観て即決をしました。資金が尽きたとき、映像を観たアニメ業界の方が、資金調達に尽力をして下さいました。設定を聞いて尻込みした声優さんもいましたが、映像を観て出演を決めて下さいました。
日本のみならず海外の映画関係社も映像を観て、配給や映画祭での上映を決めて下さいました。
 
私どもは、宣伝期間中、多くの御客様の笑顔に出会ってきました。御陰さまで、いつも観客の心を捉えて来た本作は、新人監督のオリジナルコンテンツにも関わらず、多くの御客様に御来場頂き、スマッシュスタートを切りました。

まだまだ「放課後ミッドナイターズ」はスタートを切ったばかりですが、この新しい映画体験の輪を日本のみならず、アジアや欧米にまで更に広げていけると、確信し続編の製作を決定しました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa