この度、ベン・アフレック監督第3 作目となる映画『アルゴ』のトロント国際映画祭でのワールドプレミア上映が決定致しました。
日時は現地9 月7 日でございます。同時にレッドカーペットには監督ベン・アフレックをはじめ、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ブライアン・クランストンをはじめとしたキャストと製作陣、そしてなんといっても、作中でベン・アフレックが演じた、実在の元CIA エージェントであるトニー・メンデス氏の登場も予定されております。
前作『ザ・タウン』ではベネチア国際映画祭でのワールドプレミアを経て、トロントでの上映されておりましたが、今回はトロント国際映画祭がワールドプレミアの舞台となりました。
コンペティションがない映画祭ですが、過去に観客賞を受賞した作品では、『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス、『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル、『英国王のスピーチ』のトム・フーパーがいずれもアカデミー賞で監督賞を受賞しており、監督としての評価も高めているベン・アフレックが次回のアカデミー賞候補に名乗りをあげられるかの試金石とも言える場ともなっております。
CIA が考えだした人質救出作戦が、ウソの映画を製作するというフィクション以上に大胆な実話を見事にまとめあげ、人質救出のサスペンスを盛り上げた手腕がどこまで観客に響くか大いに注目が集まっております。

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執筆者

Yasuhiro Togawa