竹中直人監督作、『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』(配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー)を、来年2月2日(土)より、新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開することが決定、出演者が発表された。

主演に、平田薫(『るろうに剣心』)が抜擢。そのほか、安藤政信、綾部祐二(ピース)、津田寛治ら豪華キャストが出演します。主題歌は、本作のためのオリジナル楽曲LOVE PSYCHEDELICOの「No Reason」。圧倒的共感力を呼び起こすこのバンドが、胸に沁み入るサウンドで、あたたかな余韻を授けてくれます。
本作は、新潮社主催の公募新人文学賞「女による女のためのR-18文学賞」のシリーズ映画化、第一弾作品です。

「女による女のためのR-18文学賞」大賞作×竹中直人監督
新潮社主催の公募新人文学賞「女による女のためのR-18文学賞」の第七回大賞授賞作、蛭田亜紗子著「自縄自縛の私」(新潮社刊『自縄自縛の私』所収)。選考委員、唯川恵、山本文緒、角田光代に絶賛され、多くの読者の共感を呼んだこの小説を映画化したのは竹中直人。
竹中監督は、細やかでみずみずしい、フェミニンな資質を見事開花させ、新境地を見せた。
楽しいことばかりではない、社会人としての日常。けれども、ひとは「ひみつ」を持つことで強くもなれるし、前に進むこともできる。監督は、絵本のような語り口も駆使し、絶妙な距離感で、女の子ならではの心象を丁寧に編み上げていく。

新ミューズに平田薫が抜擢
スレンダーで透明感ある女優としても同性からの熱い支持を集める平田薫。ヒロインの複雑な心もようを、さらりとした演技で表現する姿に、誰もが共感するだろう。
そして、『スマグラー おまえの未来を運べ』で更なる進化を見せつけた安藤政信、お笑い界きってのイケメンのひとりとして人気絶大の綾部祐二(ピース)、北野武、黒沢清作品の常連にして現代日本映画を支える若き名優・津田寛治ら豪華キャストが脇を固め、想像を超えるクライマックスに連れてゆく。

圧倒的共感力 LOVE PSYCHEDELICOの音楽
主題歌は、リスナーの圧倒的共感力を呼び起こすバンドLOVE PSYCHEDELICO。本作のためのオリジナル楽曲の「No Reason」は、胸に沁み入るサウンドで、あたたかな余韻を授けてくれる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa