この度、『4:44 地球最期の日』の初日が10月6日(土)に決定し、シネマート六本木ほかにて公開する運びとなりました。

アル・ゴアが『不都合な真実』で、世の中に訴えていた”地球温暖化”によって、地球最期の日を迎えるNYの人たち行動を描く本作品は、昨年のベネツィア国際映画祭でも高い評価を受け、金獅子賞候補に最後まで名前を残していたと言われる本作。2012年12月22日、人類滅亡説がまことしやかにささやかれている今、本作品を観て、自分なら、最期の1日をどう過ごすのか?と、哲学的な問いかけをしてみるのも悪くないかもしれない?!

1999年7月の「ノストラダムスの大予言」、2012年12月22日「マヤ暦の終焉」もそうだが、その日が近づくにつれて不安が高まる。2012年のクリスマス・イヴを無事に迎えられるかどうか、それは神のみぞ知る。

映画『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』や『キング・オブ・ニューヨーク』のカルト界の鬼才アベル・フェラーラ監督が世界の終わりを独自の観点で描く異色作。これは、終末ムード濃厚な世の中へのフェラーラからのメッセージだ。

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執筆者

Yasuhiro Togawa