現在公開中の映画「ハーフ・デイズ」のオーディション映像を公開!

ジョセフ・ゴードン=レヴィットとリン・コリンズが、ハリウッド・スターとしてブレイクする直前の今となっては、とても貴重な映像です。
オーディション内容も、映画に出てくる7/4の数日前の設定で、リンの妊娠について動揺しけんかになるシーンを即興で演じており、映画を見る前でも、見た後でも楽しめる内容になっています。
初対面で偶然一緒になったふたりの(舞台出身のリンが主に仕掛け、ジョセフが受ける)駆け引きもスリリングです。

現在公開中ですが、俳優の石田壱成さんを始め、数多くの映画をご覧になった方々から、
とても素敵なレビューをいただいております!!!

(下記、いしだ壱成さんよりいただいたメッセージです)
先日、話題の映画『ハーフ・デイズ』を観た。
その時、右に行くか左に行くか。
表か裏か。
ほんの一瞬の判断や行動でその後の未来はとんでもないほどに変わって来たりたりする。
スピード感に溢れた脚本や、まるでミュージックビデオでも観ている かの様な軽妙なカット割、そして何と言っても芝居をしているのか。それとも全くしていないのかすらもわからない役者達のやけにリアルすぎる演技にも引きこまれた。
映画を観終わった後には、あまりの歯切れの良さに爽快感さえ覚えたが、ふと気づくと背中に怖気というか寒気の様なものを感じていた。
『これは自分のことではないか』
と。
自分、或いは誰でも、該当すると言っていいかもしれない。
無論、これは映画だからここまでドラマティックにストーリーは進まないだろうけど、毎瞬毎瞬何をどう考え、どう動くのか。
それでその後の未来はとんでもなく変化する。
もちろん正否は、無い。
ただ、その未来を自分たちが望んだか、そうでもなかったか、それだけだ。
もしそこで途轍もない逆境を遭遇したとして、どれだけの熱量や生きる情熱や愛を持てるか。
そう考えると、深い。
そして、思ったことはひとつだけだった。
『またとない今を大事に、大切に生きよう』
一見ファッショナブルに見えるが、この映画が訴えようとしているのは滅茶苦茶シンプルなメッセージだったのだ。

いしだ壱成さん(俳優)

予告編::http://youtu.be/M-M14LBANP0
オーデション映像::http://youtu.be/WMVE6oe0lhk

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執筆者

Yasuhiro Togawa