人生は不公平だー
エレベーターに引き寄せられた“偶然”の乗客̶

成功者たちが集まる、ニューヨークの摩天楼。

富を象徴する超高層ビルで、不運にもエレベーターに閉じ込められた9人の乗客たち。
運命的に訪れた死への秒読みを前に、彼らの隠された本性が暴かれていく…

監督を務めるのは、ノルウェー出身の新進気鋭スティグ・スヴェンセン。『CUBE』『ソウ』に続く、密室サバイバルと人間の恐怖を描いた本作。あたりまえの日常である“エレベーター”が突如、乗客の命を奪う処刑台へと変わる。そんな日に非常の極限空間は、人間に潜む狂気と、アメリカ社会の歪みをも露にしていく。監督が本作で最も意識したという、ヒッチコックの『救命艇』、ルメットの『十二人の怒れる男』、そしてポランスキーの『テナント/恐怖を借りた男』といったクラシックスリラーの名作に迫る作品に仕上がった。

予告編::http://youtu.be/O25l1b4Xekw

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執筆者

Yasuhiro Togawa