川崎市新百合ヶ丘にて行われる「KAWASAKI しんゆり映画祭2012」今年は2012 年10 月6 日(土)〜10 月14 日(日)に開催することになりました。
10 月6 日(土)にワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘でのオープニング上映、その後川崎市アートセンターをメイン会場に、本年度のテーマ“映画よどこへ——”のもと日本映画界の未来を担う若手監督作品、アジアの秀作などを9 日間にわたって上映。全国に先駆け、2000 年よりスタートした地元中学生たちによる「ジュニア映画制作ワークショップ作品発表会」や、障がいを持った方にも映画を楽しんでいただくための「副音声ガイド・日本語字幕付きバリアフリー上映」など、映画ファンのみならず、幅広い層のお客様に楽しんでいただけるよう、様々な取り組みを実施します。連日、上映作品の監督や俳優をお呼びしてのトークイベントも行う予定です。
また、事前イベントとして、8 月25 日(土)に川崎市立麻生小学校にて、『カンフー・パンダ』の野外上映会も開催いたします。

スクリーンを張り出し、小学校の校庭が夜空の下の映画館に変身!大人も子供も、親子でも友達でも楽しめて、夢の世界にいざなう夏の夜。映画館とはまた違った、自然の風の中で映し出される映像は、幻想的です。本年度は、2008 年公開のアニメーション『カンフー・パンダ』を上映いたします。屋台やアトラクションも楽しめる「夏祭り」イベントもございます。しんゆりの夏の風物詩となった野外上映会、今年も開催です!

【なつやすみ野外上映会】
開催日時:2012 年8 月25 日(土)
16:30〜屋台村OPEN(出店:9 店、上映終了まで)
18:30〜ステージイベント開演(少林寺拳法演舞、レクチャー)
19:20〜映画『カンフー・パンダ』(2008 年/92 分)上映
会場:川崎市立麻生小学校(神奈川県川崎市麻生区上麻生3-24-1)
料金:無料

●第18回KAWASAKIしんゆり映画祭2012のプログラム
今年度の映画祭は、「映画よどこへ——」がテーマです。急速に進む映画館のデジタル化は、私たちが鑑賞できる作品の種類を狭めると言われています。一方で、制作現場では表現の可能性を豊かにするデジタル技術の導入がどんどん進んでいます。——これからどうなっていくのか?映画館のデジタル化が私たちの生活に及ぼす影響と可能性に今年は迫ります。
今年も市民スタッフを中心としたプログラム委員会が作品選定、プログラム企画を行います。より深く、より広く映画文化を理解していただけるようなトークやシンポジウムなどを企画するとともに、恒例の「ジュニア映画制作ワークショップ」の作品発表会や、「活弁上映」「バリアフリー上映」「保育サービス」などを実施する予定です。

●活弁上映作品決定!! 伝説的なサイレント映画の金字塔豪華二本立て上映!!
作品:『月世界旅行』(1902 年/フランス)、『アントニーとクレオパトラ』(1913 年/イタリア)
活動弁士=澤登翠音楽=新垣隆(ピアノ)
日程・会場:10 月7 日(日) 川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場

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執筆者

Yasuhiro Togawa