『あるいは裏切りという名の犬』の大ヒット以降、フレンチ・フィルムノワールを先導するオリヴィエ・マルシャル監督待望の最新作は、1970年初頭“リヨンの男たち”として、フランス犯罪史にその名を刻んだギャング、エドモン・ヴィダルの激動の半生を、彼の自叙伝をベースに当時の事件とフィクションを巧妙に織り交ぜて描く、薫り高い重厚なフィルム・ノワールである。
出演は、『この愛のために撃て』の名優ジェラール・ランヴァン、『ザ・コア』の実力派チェッキー・カリョをはじめ、フランスを代表する俳優陣が結集。主人公モモンの青年時代を演じたディミトリ・ストロージュが、本作でセザール賞にノミネートされている。
スタッフは、米・アカデミー賞を受賞した『アーティスト』のプロデューサー陣に加え、『あるいは裏切りという名の犬』チームが再びタッグを組んでいる。

予告編::http://youtu.be/NWTmQUcZVsg

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執筆者

Yasuhiro Togawa