「明日は来ないかもしれない。だから、今を精一杯生きる」日系アメリカ人の双子、アナベル・万里子とイサベル・百合子は肺の難病「嚢胞性線維症」(CF)(のうほうせいせんいしょう)をもって生まれてきた。生きるために胸を叩くなどの苦しいセラピーを日課とし、入退院、呼吸困難、肺の感染症を繰り返しながらも、お互いを支えて大人になった。ハンディキャップをもって生まれながらも、人生に果敢にチャレンジし、恋も嫉妬も経験してそれぞれカウンセラーとして働く。しかし、ついに肺が機能しなくなる日が!

Breathe!ー呼吸することは生きること。
二人を救ったのは臓器移植による新しい肺だった。それは呼吸する力(=生きる力)を二人に与え、不可能だった登山や水泳などのスポーツを可能にした。しかし、二人の挑戦はそれだけでは終わらない。自分たちの病気、CF についてと臓器移植の必要性をたくさんの人に伝えるため自ら支援活動を始め、多くの人たちに勇気と希望を与えていく。「シャボン玉を吹くと、ドナーからの贈り物が見えるの」。彼女たちと、その家族、そして臓器提供という新たな絆が繋ぐドナーの家族たちを丁寧に描くのは、アカデミー賞ノミネートの経歴を持つスモロウィッツ監督。
生きることをあきらめない奇跡の双子を追った感動のドキュメンタリー!

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執筆者

Yasuhiro Togawa