07年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞、世界に衝撃と感動を与えた『ペルセポリス』の監督が、再び自身のコミックを初の実写映画化!
忘れられない恋を知る全ての大人に贈る、可笑しくて切ないラブストーリー。

14歳で故国を離れ、波乱の青春を送ったアーティスト、マルジャン・サトラピ。
自伝的コミックを自ら映画化した『ペルセポリス』で、カンヌ国際映画祭審査員賞に輝き、その才能が世界中に衝撃と感動を与えた彼女が、再び自身のコミック「鶏のプラム煮」の、今度は初の実写映画化に挑んだ。その作品『Poulet aux prunes』の邦題が、『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』に決定し、今年の秋、11月10日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開が決定した。

主演は、数々の賞に輝いた『潜水服は蝶の夢を見る』で演技派としても注目されたマチュー・アマルリック。『ブルーベルベット』のイザベラ・ロッセリーニ、『そして僕は恋をする』のキアラ・マストロヤンニら、ヨーロッパが誇る永遠のミューズが艶やかな華を添え、世にも美しい色彩と映像で贈る切ない愛の物語が誕生した。

この物語に、海外の映画祭、映画界では高い期待と関心が寄せられ、鑑賞したマスコミからは高い評価が後を断たない。
———————————————————————————————————————
『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』 海外評(一部抜粋)

♦Variety
「『ペルセポリス』の成功を決定づけたシリアスとユーモアの絶妙なバランスが
  本作でさらに表現されている。唯一無二のオリジナリティのある感動作!」

♦The Hollywood Reporter
「カラフルなファンタジー物語の中に、記憶とノスタルジアを織り込んだリッチな
ペルシャ・カーペットを広げたような、魅力的で洗練された作品だ。
『ペルセポリス』に続く、ユーモアと美的センスをブレンドした愉快で芸術的な作品!」

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=50604

執筆者

Yasuhiro Togawa