近未来の日本を舞台とした、ラブコメ×SF戦争映画
“ド派手本格アクション”と“ツンデレラブストーリー”

2006年の発売以来、本編シリーズ全4巻と外伝全2巻の計6巻を含む、シリーズ累計280万部突破の大人気小説「図書館戦争」。本シリーズは、その斬新な世界設定と魅力的なキャラクター、リアルな描写などで女性に圧倒的人気を誇る、作家・有川浩(「阪急電車」「フリーター、家を買う。」など)が描く、極上のエンタテインメントです。
この度、この超人気小説を、主演に岡田准一、ヒロインに榮倉奈々を迎え、実写映画化することが決定致しました!舞台は2019年。公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められた、近未来の日本。武力行使さえ許される不当な検閲から“本”を守る、自衛組織「図書隊」の隊員達による命を賭けた戦いと、図書隊員の鬼教官・堂上篤(岡田准一)と新米女性隊員・笠原郁(榮倉奈々)の恋愛模様が描かれます。
『SP』シリーズでのアクションも記憶に新しい岡田と本作で本格アクション初挑戦の榮倉による、SF戦争映画ならではの“ド迫力なアクションシーン” 。そして初共演を果たす2人による“ツンデレラブストーリー”にも期待が寄せられます。
メガホンをとるのは、『砂時計』(2008年)や『GANTZ』2部作(2011年)など、恋愛映画からアクション大作まで幅広いジャンルで大ヒット作品を世に送り出してきた佐藤信介。
クランクインは2012年10月。公開は2013年GW予定。是非ご期待下さい。

岡田准一コメント(主人公・堂上篤)
今回で二度目のお仕事となる佐藤信介監督との撮影を楽しみにしています。大人気シリーズの原作の映画化ということで原作ファンの母にも喜んでもらえると思います。佐藤監督をはじめとするスタッフの皆様、そして初共演となる榮倉奈々さんをはじめとするキャストの皆様と、原作者の有川浩さんの世界を壊すことなく、映像を通じてリアルな世界を作り上げていけるよう撮影に臨みたいと思います。

榮倉奈々コメント(ヒロイン・笠原郁)
原作を読ませていただきました。SFファンタジーの中で描かれる登場人物の細やかな心情の動きに、ページをめくる手が止まりませんでした。いつしか本当に図書館戦争のような組織があるのではないかと思ってしまうくらい日常に馴染む、不思議な感覚でした。有川先生のあとがきにありました、キャラクターが勝手に動き出す現象、これが撮影の現場でも起こるようにテンションを持って行けたらと思います。ファンの方がたくさんいらっしゃる作品に出演させてもらえるのは、大変ありがたいと思っています。同時に責任を感じながら、撮影を頑張りたいと思います。

有川浩コメント(原作者)
岡田さん、榮倉さんは、以前『ダ・ヴィンチ』の読者アンケートでも一位になったキャスティングです。
映像化の企画段階のイメージキャストは複数の役者さんが挙げられるものですが、堂上と郁は最初期からこのお二人しか挙がっておらず、『ダ・ヴィンチ』アンケートよりという註釈がありました。原作を大事にしたいという意志を痛いほど感じました。お任せしたいと思いました。読者の皆さんにも応援していただけますように。

佐藤信介コメント(監督)
本を守るという、特別な使命を持った『図書隊』の過酷なバトルがある一方で、コミカルで瑞々しいラブストーリーでもある。それが『図書館戦争』の魅力であり、多くのファンを生んだ秘密ではないかと思いました。有川先生の生み出された、他では決して味わえないこの世界を、映画化できることにとても興奮しています。岡田准一さん、榮倉奈々さんは、原作を読んでいても、顔が浮かぶほど、イメージにぴったりだと思います。これ以上ない最高のキャストとスタッフとで、激しさとキュートさを併せ持つ、一級のエンタテインメントを作りたいと思っています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa