7月21日(土)より全国公開されました映画「TheLady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」。本作品は、はビルマ民主化運動のリーダーであり、その非暴力による民主化・人権をめざす闘いを評価され、1991年にアジア女性としては初のノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチーの半生と知られざる家族との絆を描いた物語です。

長きにわたり自宅軟禁生活を強いられながらも強い意思を持ち続ける姿は日本でもたびたび報道されていますが、遠くイギリスの地から彼女の活動を陰で支え続けたイギリス人の夫や息子たちの存在、またその最愛の夫の死に立ち会うことさえ叶わなかったことはあまり知られていません。本作は2007年にレベッカ・フレインの脚本に感銘を受けたミシェル・ヨーがリュック・ベッソンに企画を持ち込み、映画化が実現しました。

そしてこの度、7月21日(土)に初日を迎え、満員御礼の好調スタートを切った本作の書籍化が決定致しました。

プロジェクトを始めて、一ヶ月余りの猛スピードで書籍化させたという今回の経緯について、竹書房の担当者(名前)は、「書籍化について元々構想はしていたのですが、偶然テレビで(NHK「あさイチ」)で映画のことについて紹介されていたのを見たんです。それで、タイムリーなスーチーさんのことを知ってもらうには今しかないとプロジェクトに踏み切り、それをきっかけに書籍化に向けて全力で取り組みました。

1ヶ月という短い期間で書籍化するのは、年に1本あるかないかですね」

と語る。

映画は、レベッカ・フレインの脚本を読んだミシェル・ヨーが感動し、リュック・ベッソンに持ちかけて映画化に至りました。その脚本を翻訳した小説は7月31日(火)に発売されます。

ミシェル・ヨーとリュック・ベッソン監督が涙した内容を惜しみなく明かす書籍にご注目ください。

ミシェル・ヨー、リュック・ベッソン監督が涙した脚本をノベライズ化!

映画「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」ノベライズ発売中!

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執筆者

Yasuhiro Togawa