赤堀雅秋初監督作品、『その夜の侍』が第36回モントリオール世界映画祭のファースト フィルムズ ワールドコンペティション部門に出品されることが決定致しました!初監督の赤堀は、劇団「THE SHAMPOO HAT」の旗揚げ以来、業界でもマニアックかつ熱狂的なファンを持ち、全作品の作・演出・出演を担当。その独自な世界観は“赤堀ワールド”と称され多くの支持を集めている。2007年に自ら主演も務めた戯曲であり、大絶賛された舞台。映画化にあたり脚本を改稿し、自ら監督に挑戦した。初監督ながら主演の堺雅人、相手役の山田孝之、その他豪華実力派キャストの力を存分に引き出し、細部にわたって赤堀ワールドを綿密に作り上げ完成させた。

赤堀雅秋監督は今回の出品に対して、
「 「なんかすいません・・・」といった感じです。出品させて頂くことになり、キャスト・スタッフのおかげだと思います。嬉しいです。」

第36回モントリオール世界映画祭(The Montreal World Film Festival)
【開催日程】 8月23日〜9月3日
【出品部門】 ファースト フィルムズ ワールドコンペティション部門
※ファースト・フィルムズ・ワールドコンペティション部門とは、世界中から選りすぐった初監督作品の中から選ばれたコンペティション部門。映画祭では初監督作品を集めた「コンペ」部門ということもあり、賞の対象となるため注目度は高い。受賞の種類としては、観客賞(全部門対象)以外に、コンペティションとして、ゴールデン、シルバー、ブロンズの3種の受賞が同部門作品(約26作品)の中から選ばれます。

【モントリオール世界映画祭とは】
カナダ最古の国際映画祭のひとつで1977年よりスタート、国際映画製作者連盟公認コンペティション形式の国際映画祭。トロント国際映画祭とは一線を画し、多種多様な国や言語の作品を上映。日本映画では、第32回に滝田洋二郎監督『おくりびと』がグランプリ受賞、第34回は『悪人』で深津絵里が最優秀女優賞受賞、第35回は『わが母の記』で審査員特別大賞、『アントキノイノチ』でイノベーション・アワードを受賞するなど、日本作品の評価が非常に高い。

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執筆者

Yasuhiro Togawa