私たちにとってあたりまえの日常である“エレベーター”が突如、乗客の命を奪う処刑台へと変わってしまうとしたら…。
『CUBE』『ソウ』シリーズに続く、密室サバイバル映画『エレベーター』が9月29日(土)より渋谷シネクイントにてレイトショー公開致します!

閉ざされた空間、脱出不可能な状況、命を縮める爆弾。そんな極限状態下で生み出される人間心理と恐怖の限りを尽くす、戦慄のエクストリーム・シチュエーション・スリラー。
極限空間に閉じ込められた密室の恐怖だけではなく、見知らぬ乗客たちがお互いに抱く疑心暗鬼に加え、経済格差、人種差別といった現代アメリカに漂う深刻な社会問題も浮き彫りにし、人間の内面に潜む狂気を露に描き出した本作。

ノルウェー出身の新進気鋭スティグ・スヴェンセン監督が本作で最も意識したというヒッチコックの『救命艇』、ルメットの『十二人の行かれる男』、そしてポランスキーの『テナント/恐怖を借りた男』といった名作にも迫る正統派スリラーとしても見応えのある作品に仕上がりました。

2011/アメリカ/84min/カラー
配給:ミッドシップ、シンカ 提供:ミッドシップ、シンカ、パルコ

9月29日(土)シネクイントにてレイトショー公開!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=50582

執筆者

Yasuhiro Togawa