4月28日(土)にゴールデンウィークの大本命映画として大ヒットスタートをきった、「テルマエ・ロマエ」。
原作本の発行部数も800万部を突破し、映画も公開80日目で、興行収入58億円を突破するなど、まさに日本全国で「テルマエ・ロマエ」現象を起こしている本作ですが、このたび、アメリカ大陸最大の映画祭、トロント国際映画祭にて オープニングウィークエンドでのガラプレミア上映されることとなりました!

トロント国際映画祭で、日本映画がオープニング上映されるのは「崖の上のポニョ」以来2作目の快挙(実写では初)ということもあり、本作で古代ローマの浴場設計技師“ルシウス”を演じ、テルマエ旋風の立役者である阿部寛さんと、平たい顔族代表であり、本作のヒロインを演じた上戸彩さんが緊急でレッドカーペットに参加することも決定。現地時間で9月6日〜9月16日に開催される映画祭に華を添えることとなりました。

□ トロント国際映画祭の オープニングウィークエンドでのガラプレミア上映作品に決定!!
トロント国際映画祭は、会期中30万人もの来場者でにぎわう、アメリカ大陸で最大、世界でもカンヌ、ヴェネツィア映画祭につぐ三番目の規模の映画祭です。ピープルズ・チョイス・アウォード(観客賞)が最高賞となり、その後のアカデミー賞でオスカーレースを占う大変権威ある映画祭です。

※過去、ピープルズ・チョイス・アウォードを受賞した日本映画は「座頭市」(’03年)のみ。
イタリアのウディネ映画祭での評判、日本公開の大成功、カンヌマーケットでの口コミを聞きつけた映画祭サイドから「ぜひ見たい」と打診があり、映画を観た選考委員が正式招待を即決。
さらに、日本映画(実写)としては史上初のオープニング上映という大変栄誉ある招待となりました(アニメも含めると「崖の上のポニョ」(’09年)以来2作品目)。

○トロント国際映画祭で評価を得て、その後アカデミー賞でオスカーを受賞した過去作品
2010 英国王のスピーチ(作品賞他4部門)
2009 プレシャス(助演女優賞&脚本賞)
2008 スラムドッグ$ミリオネア(作品賞他8部門)
2007 イースタン・プロミス(主要部門ノミネート)
2005 ツォツィ(外国語映画賞)
2004 ホテル・ルワンダ(主要部門ノミネート)
2002 クジラの島の少女(主要部門ノミネート)

□ 日本での興収は58億円を突破!テルマエ旋風はまだまだ続く!!
4月28日からの公開87日目(7月23日現在)にして、興行収入が58.6億円を突破!!
現在も180館以上で公開されており、異例のロングラン上映中となっています。

□ 米国を含めた、全世界20カ国以上からのオファーが殺到!!

【公開決定(現在)】
イタリア、フランス、モナコ、バチカン市国、マルタ共和国、韓国、台湾、香港、マカオ(9か国)

【公開オファーあり、交渉中】
米国、カナダ、イギリス、ドイツ、スペイン、ロシア、スイス、ベルギー、オーストラリア、北アフリカ諸国、トルコ、中国、インドネシア、タイ、シンガポール、マレーシア、ブルネイ

<トロント国際映画祭に際してのコメント>
■阿部寛
映画「テルマエ・ロマエ」が日本だけでなく舞台になったイタリアを始め世界中から上映オファーがあると聞いて嬉しく思っていました。
そしてこの度トロント国際映画祭のオープニング作品に選ばれたと知り誇らしく思うと共に夢のような気持ちです。
この映画はどこまで育っていくのか日々驚いています。

■上戸彩
「テルマエ・ロマエ」が北米最大の国際映画祭にオープニング上映で招待され、驚きとともに光栄な気持ちでいっぱいです。
この映画が世界中で話題になることで、日本がより元気になることを願っています。
そのために、阿部さんと一緒にオープニング上映でこの映画を世界に向けてアピールしてきます。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa