「ボクシング界の神」と称され、3度も世界ヘビー級王座を獲得するなど、名実ともにボクシング界の史上最強の男、モハメド・アリと、彼とリングで戦った10 人のボクサーたちのドキュメンタリー映画『フェイシング・アリ』を、8 月25 日(土)より渋谷アップリンク、銀座テアトルシネマほか全国順次公開致します。

アリのドキュメンタリーや評伝は数多存在しますが、本作はジャーナリストや観客の視点からではなく、実際に彼と戦ったボクサーからの視点で捉えることで、これまでメディアで喧伝されてきた挑発的な発言やセンセーショナルなパフォーマンスを繰り返す人物ではなく、あくまでひとりのボクサーとしての姿を浮き彫りにしていきます。大きな悩みを抱え、現役時代を、そして引退後の人生を歩んでいる10 人のボクサーたちの言葉には、それぞれのアイデンティティを再発見していく過程が刻まれていますが、それぞれのストーリーが折り重なることで、世界を変えうると信じられたアリのインフルエンスの大きさをあらためて強烈に印象づけます。

★ガッツ石松さん(俳優・タレント) からのコメント★

 「画力があってスゴイ!これが本物のボクシングのヒーロー伝説だ!OK牧場!」

★板垣恵介さん(漫画家「グラップラー刃牙」) からのコメント★

 「僕の人生の一部分は確実にモハメド・アリで出来ている。
  中学時代から55 歳の現在に至るまで、いったいどれほどの多くをアリから受け取ったことだろう。
  数々の対戦者達が葛藤を残しつつも今は彼を愛し続けていることを知り、幸福感に浸る101 分だった。」

★丸屋九兵衛さん(bmr) からのコメント★

 「ある賢者曰く、「エナミー(敵)のいない男にはクオリティがない。フレンドのいない男はジ・エンド」。
  じゃあアリはどうだろう?10人の「敵にして友」たちが最強王者の真実を語る本作で、アリの人生のクオリティがわかる。」

★原功さん(ボクシング・ライター) からのコメント★

「混迷の60年代、70年代をリードした男、モハメド・アリ。
 その戦いはリングの内に留まらず国籍や人種の壁をも超越したものだった。
 いま、彼と拳を交えた10人の猛者の証言によってアリの時代が甦る!」

★二宮清純さん(スポーツジャーナリスト) からのコメント★

「アリは単なる「最強の男」ではない。
 20世紀最大の「フォークヒーロー」(民衆の英雄)である。
 このドキュメンタリーは英雄の全てを活写し、語り尽くしている。」

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執筆者

Yasuhiro Togawa