いよいよ明日7月14日公開の蜷川実花監督、沢尻エリカ主演映画『ヘルタースケルター』。
すでに、5月から行われた内覧試写を皮切りに、村上隆、樋口真嗣、紀里谷和明、熊田曜子、鈴木おさむ、千秋、藤田晋、松田美由紀などtwitterやブログでは公開を前に、大絶賛の嵐!また、7月5日(木)のジャパン・プレミアを皮切りに各地方で試写会も実施。大阪の試写会では、応募総数2万を超えるなどその熱はとどまることはない。Twitter映画レビューサイト「COCO」(http://coco.to/)では、公開前にも関わらず『アメイジングスパイダーマン』などを抑えて週間でのつぶやきが7830件と1位を記録している。

★えのきどいちろう(コラムニスト)
岡崎京子の代表作が2012 年の現在、リアルな疾走感を失っていないかに最大の関心がありました。すんごい疾走感だった。成り立たせていたのは沢尻エリカのマテリアルですね。「一世一代の熱演」と評すべきでしょう。

★金原ひとみ(作家)
生と死が曖昧になった世界を切り裂き、内なる欺瞞と欲望を可視化させる映画。

★假屋崎省吾(華道家)
ショッキングなテーマをものの見事に開花させた蜷川実花ワールドにただただ圧倒され感動のルツボにはまってしまいました。

★清川あさみ(アーティスト)
採集したくなる程、真っ黒で無垢な美しいモンスター、「りりこ」にきっと皆も虜になる事だろう。

★小島秀夫(「METAL GEAR」シリーズ監督ゲームデザイナー)
映像も沢尻エリカもこの上なく美しく、その世界は男が覗くには怖過ぎる。
その美への追究の主因を、男社会が創り出していると知って、もっと怖くなる。

★コトブキツカサ映画パーソナリティ
沢尻エリカ=世界標準!

★齋藤薫美容ジャーナリスト/エッセイスト
圧倒的な美意識が描く狂気は淒絶!崩れゆく美すら狂おしいほど官能的。演技と思えぬ演技からも目を離せない。女が見るべき最強の問題作!あっぱれ!

★桜沢エリカ(漫画家)
原作の魅力を100%生かしきった傑作。軽い気持ちで観るとりりこの狂気にあてられて平常心を失うかも?

★大東駿介(俳優)
映画と現実の狭間に、完全に落ちてしまった。リアルすぎて、素敵に怖い映画。
はぁ、胸が苦しいです。

★筒井ともみ(作家)
今という時代も人間も置き去りにして、この映画はどこへ疾走するのだろう。

★津田大介(ジャーナリスト)
現実とフィクションの境界をつなぐ極彩色ムービー。今でしか撮れず、今観ておくことに価値がある映画。

★中村うさぎ(作家)
これは、私たちの物語。
私たちの「欲望の器」として作られたヒロインの、破壊と再生の物語だ。

★藤本由香里(※一部抜粋)
*私はこんなに怖い映画をみたことがない。そしてこんなに凄い映画を見たことがないかもしれない。

★姫野カオルコ(作家)※一部抜粋
女の子というものが恒常的に持っている不安とイライラを、そして憧れを、
贅沢に哀しく描いた電気じかけの曼荼羅。
ゼイタクでノリノリに見せてくれる毒の花。そんな映画です。

★室井佑月(作家)
沢尻さんが、圧倒的にきれいだった。

★山下和美(漫画家)
これ以降の沢尻エリカが想像出来ないほどの爆演!!
蜷川実花のあの色!!
あの空間!!

以上

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執筆者

Yasuhiro Togawa