最愛の妻を亡くした主人公ベンジャミン・ミーが行き着いたのは、荒廃した動物園だった—。経験も知識も無く成し遂げた動物園の再建によって、家族の再生、さらには思い出の場所を復興する奇跡を起こす、実話に基づく感動のヒューマンドラマ『幸せへのキセキ』が、大ヒット上映中だ。
6/8の公開以来、鑑賞した方からとても高い評価を得ており、Twitterなどでも「微笑みを与えてもらった」「心地よい幸福と感動」「間違いなく涙腺が緩み、ほっこりとし、温かい気分になれる映画」「2012年上半期マイベスト10にランクイン」などと感動のコメントが多く書き込まれている。この度、日本での評判に応えるようにマット・デイモンとエル・ファニングが劇中で実際に着用した衣装が急遽ユナイテッド・シネマ豊洲のロビースペースにて7月6日(金)〜13日(金)まで期間限定で展示されることが決定した。
マット・デイモンが演じるのは、実在するイギリスのコラムニストのベンジャミン・ミー。デイモンは「これは、一生懸命やっているけれど、まだ充分ではないとわかっている父親と、色んなことを乗り越えていく子供たちの物語」と本作を分析しており、鑑賞した方からも「父親と息子が衝突しながら成長していくシーンに感動した」「娘に「ねぇ、ロージー。俺はこのままでいいかな?」と聞くシーンが印象的だった」という声が上がっているように、子育てに悩みながらも前を向いて進んでいく父親の姿に好感が持たれている様子。今回到着した衣装は、葛藤しながらもイクメンとして頑張り、物語のキーとなるシーンで着用している。
一方で、スカーレット・ヨハンソン演じる動物園のチーフ飼育員ケリー・フォスターの従姉妹で、ベンジャミンの息子のディランに思いを寄せるリリーを演じたエル・ファニングは、劇中のリリーの衣装について「ちょっとオフ・ビートだったわね。都会っ子じゃないから、彼女の服はお下がりって感じで、いつもジーンズばかり。自分のスタイルに関心がないの。一日中動物の餌やりをしなければならないから、とりえあずクローゼットにあるものを着る、っていう感じだと思うわ」と分析する。実際にエル・ファニング自身は、13歳にして、「マーク バイ マーク ジェイコブス」のキャンペーンモデルに抜擢され、ファッションアイコンとしても注目される存在。この度到着した衣装は、日常のリリーとちょっと違ったスペシャルなシーンで着用しているものだ。どんな衣装が展示されているかは、劇場でのお楽しみ!
世界中が絶賛する本作の世界観を到着した衣装からも堪能してみてはいかがだろうか?

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執筆者

Yasuhiro Togawa