100年に一度の映画プロジェクト「アベンジャーズ」が4/25(水)より世界各国で公開され、全米を始め記録ラッシュを続けている。世界の興行収入は7月1日(日)までの集計で14億4,760万ドルとなり、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(※13億2,810万ドル)を超え、全米歴代興行収入でも「ダークナイト」(※5億3,334万ドル)を超え、全世界、全米歴代興行収入ともに「アバター」「タイタニック」についで第3位となり、いま全世界で最も観られている映画となった。現在、全米においては、36個の興行記録を保持している。

この100年に一度のプロジェクト「アベンジャーズ」の前売り券第2弾が去る6/30(土)より9大都市はじめ全国の主要劇場で発売が開始された。既にUS版オリジナルポスター付き第1弾前売り券は5/25(金)より6/29(金)までの期間、9大都市19の劇場で発売され累計で2,396枚の売り上げを記録。今回の第2弾には各キャラクターのオリジナルフィギュア・ストラップが前売り券1枚につきひとつ付いている。この第2弾ストラップ付き前売り券は、販売劇場を9大都市で25館に拡大。なんと6/30(土)、7/1(日)の2日間で25館2,043枚という驚異的なセールスを記録した。(前売り累計9大都市25館4,437枚)これは第1弾前売り券の前週の売れ枚数に対して717%というものだった。特に関東RSエリア11館では前週売れ枚数対比949%を記録した。

また上記前売り券以外に全世界限定「アベンジャーズ・アッセンブルセット」(販売価格@5,000円、ムビチケカード一般3Dのペアチケット+アベンジャーズキャラクター4体ベアブリックBOXセット)をTOHOシネマズ六本木はじめ、全国16の劇場で限定2000セット発売を開始したが、売り出し数時間で完売劇場が続出し、ファンには垂涎のプレミアチケットとなった。TOHOシネマズ日劇200セット完売、TOHOシネマズ六本木150セット完売、同渋谷、錦糸町、川崎、池袋サンシャイン100セット完売と都内ではもう手に入らない状態。横浜、大阪、名古屋、福岡、札幌でも7/2月曜時点でほぼ70%以上を販売しており、全国で2000セットのうち在庫は400弱。数日で完売必至の状態だ。

日本での成績いかんで日本でも歴史的な興行となった上位2作品にどこまで迫れるか、ディズ二—のみならず世界中の映画人の注視のなか、公開まで2カ月を切った。

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執筆者

Yasuhiro Togawa