この夏、ピクサーが家族の絆を描く!

『ファインディング・ニモ』『トイ・ストーリー』など、世界中で愛される傑作を生み出し続けてきたディズニー/ピクサー。勇気と感動に満ちた“家族の絆”を描いた最新作『メリダとおそろしの森』(監督:マーク・アンドリュース)が遂に全米公開、全米オープニング興行成績ナンバー1大ヒットを記録しました。

6月22日(金)に全米4,164館で公開され、週末3日間の興行収入6,673万ドルという2位以下に大きな差を付け、圧倒的な成績で全米オープニング興行成績第1位の大ヒットとなりました。

この成績は、ピクサー・アニメーション作品歴代5位の数字で、『トイ・ストーリー3』(全米110,307,189ドル/日本興収108億円)、 『Mr.インクレディブル』(全米70,467,623ドル/日本興収54億円)、『ファインディング・ニモ』(全米70,251,710ドル/日本興収110億円)、『カールじいさんの空飛ぶ家』(全米68,108,790ドル/日本興収50億円)に続く成績であることから、日本(7月21日公開)でも興収50億円を超えるヒットが期待されている。

また、この全米興行収入第1位獲得により、ピクサー長編アニメーション全13作品が、全米興行収入でナンバー1を獲得することとなり、ピクサー・アニメーションが全米の観客に圧倒的な支持を得ていることの証明となった。

この大ヒットは、観客の女性と男性の割合が6:4、ファミリー層は全体の65%と、カップルや10代の女性にまで広がり、ファミリーのみに偏っていないバランスの取れた観客層を獲得できたことにある。本作品「メリダとおそろしの森」は、ピクサー史上初の“女の子”が主人公の作品だが、男性層も満足のいく圧倒的なスケールで描かれたアクション・シーンが観客を魅了し、同時にピクサー・アニメーショならではの誰もが共感できる“家族の絆”という普遍的なテーマが描かれていることが幅広い観客層の獲得に繋がった。

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執筆者

Yasuhiro Togawa