やまだないと の名作青春コミック『王様とボク』を前田哲監督(『ブタがいた教室』)が映画化!

2人の青年の交流を通し、若者なら誰もが通過する大人への旅立ちと、青春の光と影をリアルかつヴィヴィッドに描いた原作は、1992年の発刊当時、多くの若者から圧倒的な支持を受けた、やまだないとによる名作コミック(イースト・プレス刊)。『ブタがいた教室』など、若者描写に定評のある前田哲監督は、10年間に渡って実写映画化を熱望していたという。そして今回、念願の映画化に伴い、原作者との共同脚本が実現!ファンタジーを色濃く、今の時代を捉えた新たな解釈によるラストを用意するなど、思い入れの強い原作ファンはもちろんのこと、2012年を生きる若者たちにも愛される青春映画に仕上げている。

次世代の日本映画を担う若手実力派俳優が競演!!

キャストには次世代の日本映画界を担う、フレッシュな若手実力派が顔を揃えた。長い眠りから目覚めるモリオには、「仮面ライダーW(ダブル)」の主人公・フィリップで注目を集め、本作が映画初主演となる菅田将暉。本作では、6歳の心を持つ18歳の青年という難役に挑んでおり、新境地を開拓している。また、モリオとの再会で気持ちが動かされるミキヒコには、現在放送中のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のほか、今秋から冬にかけて主演映画『ツナグ』『今日、恋をはじめます』が連続公開される松坂桃李。2人の共通の友人である、トモナリには「侍戦隊シンケンジャー」の相葉裕樹。そして、3人の男子を温かく見守る少女・キエを、『ヒミズ』でベネチア国際映画祭の最優秀新人俳優賞に輝いた、二階堂ふみが演じ、華を添えている。
あまりにせつなく、愛おしい青春映画の新たな名作がここに誕生した—。

9月22日(土)ユナイテッド・シネマ、シネマート他全国順次ロードショー!

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執筆者

Yasuhiro Togawa