椎名誠ワールド全開と評された小説「ぱいかじ南海作戦」が、主演の阿部サダヲを筆頭に、永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希ら今もっとも熱い俳優陣を迎え、いよいよ7月14日(土)より新宿バルト9他にて全国ロードショー致します。

また、監督には本作が映画監督デビューとなる新星・細川徹が抜擢!コントユニット“男子はだまってなさいよ!”の主宰をつとめ、2000年代のシティボーイズ・ライブでは作・演出を担当し人気を博してきた若手実力派が、自らの脚色で本作に息を吹き込みました。原作を忠実に再現するためオール南の島ロケを敢行!失業と離婚で人生につまずいた男が南の島で人生の再スタートを切ろうとする。現代の日本でそれぞれに悩みを抱えた人間たちが力を合わせて頑張る姿にいつの間にか勇気づけられ、笑い、癒され、どこかホッコリと温かくなれる“今夏にピッタリ”の映画が誕生しました!

そしてこの度、映画撮影現場以来約7か月ぶりにメインキャストが揃い、一般のお客様に映画の初お披露目をいたしました!!当日は、撮影時の仲睦まじいエピソードや、まさかの、阿部サダヲに佐々木希が告白!?など、場内はとても盛りあがりました!!

【日時】 6月21日(木) 17:30〜18:00(30分間/本編上映前)
【会場】 新宿バルト9 13F スクリーン9 (新宿新宿3-1-26新宿三丁目イーストビル13F)
【登壇者】 阿部サダヲ(42)、永山絢斗(23)、貫地谷しほり(26)、佐々木希(24)、細川徹監督(40)

MC:まずは、阿部さん。この役のオファーが来た時どう思われましたか?役作りの上で特にこだわられたところなどあれば教えてください。

●阿部さん:
舞台で監督の作品はよく見ていたし、台本を読んだ時もすごく面白かったので、出演できて嬉しいです。
役作りに関しては、実際サバイバル生活もしていないし(笑)、特に役作りはしていないです。役作りって何だろうって、いつも思っています。(笑)

MC:続いて永山さんに質問です。永山さんが演じられたオッコチは、阿部さん演じる佐々木とかなり長い時間一緒にサバイバル生活を送りますよね。阿部さんとの共演はいかがでしたか?

●永山さん:
阿部さんといると、本当に楽しくて、始終笑いを堪えるのが必死でした(笑)アドリブも結構あって、本当に笑っていました(笑)

MC:では、貫地谷さん。この作品は全編南の島でのロケということですが、撮影当時のエピソードなど、何かございますか?

●貫地谷さん:
映画でもドラマでも、東京とかの撮影だと、撮影が終わるとすぐ帰ってしまうのですが、西表島は違いましたね。
みんなといつも一緒で、お店も一軒しかなかったので、撮影のあとはいつもみんなで一緒にご飯を食べていました。
それから、みんなでヤドカリをとって遊んでいました。ヤドカリが宿替えをしているところを見ていました。(笑)

MC:続いて佐々木さん。今回演じられたキミという女性は、貫地谷さん演じるアパと共に関西人という設定ですよね?関西弁を話す佐々木さんを初めて見たのですが、かなり大変でしたか?

●佐々木さん:
関西弁は初めだったので、練習しました。休憩時間には、貫地谷さんと練習していました。監督には、アドリブで関西弁をやってと言われた時は、すごく難しかったですけど、関西弁にハマりました(笑)現場にも、関西の人が結構いたので、たくさん練習できました。

MC:そして細川監督。今回が映画監督デビューということですが、映画監督デビューが決まった時の心境、そして撮影中に心がけたことなどありましたら教えてください。

●監督:
この作品が1本目だったんですけど、椎名さんの原作読んだら、面白かったので良かったですね。心がけたことは、最初から
のんびり撮ろうと思っていました。普段も怒鳴らないですが、ピリピリしたくはなかったので、怒鳴らないと決めていました。(笑)

MC:阿部さんに質問です。噂によると撮影中に地元の人たちとかなり交流をされたとか。そのあたりって本当なんですか?

●阿部さん:
本当です。今でもしています。お昼ごはんを作っていただいたりしていましたね。すごく友好的な感じで、マルマルモリモリ〜♪って踊らされたこともありました(笑)
島の人の家に呼んでもらったこともありましたね。

MC:続いて永山さんに質問です。色んなシーンがあると思うんですけど、一番楽しかったシーン、また印象に残っているシーンを教えてください。

●永山さん:
大きい棒を倒すシーンがあったのですが、普通だと結構一瞬で終わっちゃうじゃないですか。それがあまりにもでかいので、かなり時間がかかったことです。阿部さんはドロップキックとかしてましたからね。もはや棒倒しではないというか(笑)あのシーンは凄く楽しかったので、これから観る皆様にもぜひ楽しんでもらいたいです。

MC:さて、貫地谷さんに質問です。映画・ドラマなど数多くの作品に出演されてきたわけですが、今回初監督の細川さんとお仕事されてみて、いかがでしたか?

●貫地谷さん:
すごく現場の雰囲気を大切にされる方だと思いました。むしろ、監督を話をしたことがない人はいなかったんじゃないかなって思います。スタッフさんの中心にいながらも役者の輪にも気さくに入ったりして。最後まで仲良くやれたのは監督の人柄に他ならないと思ってます。また絶対ご一緒したいと思います。

MC:さて、佐々木さんに質問です。以前より好きな芸能人を聞かれると「阿部サダヲさんです」とお答えされてたと思うんですが、いざ共演されてみていかがでしたか?

●佐々木さん:
お会いするまでに、いろんな妄想があったんですけど、実際会ってみると、イメージと違いました。とても気さくな方でした。本当にいい人で良かったし、何回も大好きって言っちゃいました(笑)撮影がスタートしてから今日に至るまで、その想いが変わることはなくて。改めて「やっぱり阿部さん好きだな、素敵だな」って思っちゃいます(笑)など

MC:さて、監督に質問です。今まで舞台を演出されたりすることが多かったと思うのですが、そことの違いとかはありますか?

●細川監督:
役者の芝居が撮りたかったので、特に変わらないですね。みんなで作り上げた映画はいいなぁって思いましたね。

MC:では最後にこれからご覧いただく皆様、そして本日お越しになれなかった公開を楽しみにしている皆様に向けて一言ずつお願いします。

●阿部さん:
お子様もいますが、映画の結構冒頭で、僕、全裸になってます(笑)
同日公開の『ヘルタースケルター』に対抗するわけではないけれど、そういうテンションも面白いかなと(笑)そのあたりもぜひ楽しんでいただけますと嬉しいです。本日はありがとうございました!

●永山さん:
今年の夏は、『ぱいかじ南海作戦』を見て、楽しんでほしいです!最後まで楽しんでください。

●貫地谷さん:
出演者が本当にキャラが濃いので楽しんでいってください。

●佐々木さん:
何度も見ても楽しめる映画です。家族、友達、恋人、誰かと一緒に見て楽しんでください。

●細川監督:
あとあじがよくて、ビールが飲みたくなる作品です。ビールを飲んだような爽快感も味わえます。宜しくお願いします。

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執筆者

Yasuhiro Togawa