現役精神科医の和田秀樹が認知症の父と娘、その家族の絆を描いた映画『「わたし」の人生 我が命のタンゴ』の公開日が、8月11日(土)に決定いたしました。

主婦である百合子(秋吉久美子)は、子育てを終え、自らの長年の夢である大学教授への道を歩き始めようとしていた。そんなある日、百合子の父で元大学教授の修次郎(橋爪功)が 痴漢行為で警察に保護された。父の異変を心配した百合子は、修次郎を病院へ連れて行き、そこで予期せぬ事実を知らされる。修次郎は“認知症”を患っていたのだ。病気の進行への不安と介護という現実に衝突し、離ればなれになっていく家族。そんな時、百合子は同じ状況の家族が集う認知症「家族の会」の存在を知る。そこで出会った個性溢れる患者たちと共に、アルゼンチンタンゴを習い始めた修次郎。はじめは見様見真似で始めたタンゴだったが、ステップを踏むうちに修次郎の表情に変化が訪れてくる。そんな父の姿を見た百合子もまた、介護によって諦めかけていた夢に再び向かい始める。

予告編::http://youtu.be/KXwRXeIlv2w

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=50133

執筆者

Yasuhiro Togawa