9/15より全国ロードショーとなる話題の映画『鍵泥棒のメソッド』が6/16から開催される上海国際映画祭のコンペティション部門に日本から唯一選出されました。そしてこの度、主演の堺雅人、広末涼子、内田けんじ監督の上海映画祭への参加が決定致しました。堺、広末、内田監督は、6月16日に行われる上海映画祭オープニングレッドカーペット、6月17日の「鍵泥棒のメソッド」上映時の舞台挨拶、上映終了後の記者会見への参加を予定。

主演の堺は「上海は、万博の前年、ドラマの撮影で一度おとずれたことがあります。情緒あふれる町並みと、あたらしいビルが共存する、活気にあふれた都市でした。ご飯もおいしく、であった人びとも明るく陽気で、いい思い出ばかりが残っています。今回、映画祭で再訪できることになり、とてもうれしくおもいます。今回も素晴らしい出会いにみちた滞在になることを期待しています。」また、広末は「上海映画祭に参加させていただくのは初めてなので、とても楽しみです。この作品の前評判もとてもよいそうで、上海の皆さまにも堪能していただけたら嬉しいです。」、内田けんじ監督は、「海外の人たちがこの作品を観てどう感じるのか、とても興味があるので楽しみにしています。」とそれぞれコメントを寄せている。

また、チケットが販売されるやいなや、観客が前の晩から行列を作るほどの人気で既に本作が上映される5スクリーニング各劇場のチケットは全て完売.。チケットを取れなかった方々から映画祭事務局に電話が殺到、中国版ツイッターのWeibo (上海映画祭は200,000フォロワーがいる)上でも、「どうしても見たい!」などの呟きが相次いで投稿され映画祭事務局はその対応に追われている。本作の中国での期待値の高さがうかがえる。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=49811

執筆者

Yasuhiro Togawa