岩井俊二がカナダを舞台に全編英語で撮りおろした、
映画史上誰も作らなかった“吸血鬼映画”ついに日本上陸。
演出・脚本・音楽・撮影・編集・プロデュースと1人6役、“岩井ワールド”が炸裂する!

『Love Letter』『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』など、独自の美意識で確固たる世界を展開する岩井俊二監督待望の最新作
近年では『市川崑物語』や『friends after 3.11』などドキュメンタリー作品も精力的に発表してきましたが、長編ドラマとしては『花とアリス』以来、約8 年ぶりのオリジナル監督作品となります。

本作は、「病身の母親と暮らす高校教師の主人公サイモンが、あるweb サイトに集まる少年少女に血を求め…」という衝撃的なテーマから、しだいにピュアな愛に昇華してゆく、リリカルなラブストーリーです。
出演は主人公のサイモンに『トランスアメリカ』のケヴィン・ゼガーズ、あるサイトで知り合う少年少女たちに、『クジラの島の少女』でアカデミー主演女優賞にノミネートされたケイシャ・キャッスル=ヒューズのほか、レイチェル・リー・クック、アデレード・クレメンス、クリスティン・クルックなどフレッシュな顔ぶれが集結。
また母親役には『死ぬまでにしたい10 のこと』のアマンダ・プラマーが、そして今や日本映画界に欠かせない岩井俊二が生み出したミューズ・蒼井優が、留学生のミナ役で“岩井ワールド”を彩っています。

2012年9月15日(土)、シネマライズほか全国順次ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa