日本時間の5月28日(月)の午前に発表になりました、第65回カンヌ国際映画祭におきまして、コンペ作品『THE HUNT』(トマス・ヴィンダーベア監督)にて、主演のマッツ・ミケルセンが男優賞を受賞しました。

狭い田舎町で、ふとしたきっかけで幼女性愛者の疑いをかけられた男が、自分の人生と尊厳を取り戻すべく孤独な闘いを挑む社会派ヒューマンドラマ。手掛けるトマス・ヴィンターベア監督はデンマーク出身、98年『セレブレーション』でカンヌ映画祭の審査委員賞を受賞、ほか多数の映画祭で作品賞や監督賞を得るなど一躍世界的に注目された。主演のマッツ・ミケルセンは同じくデンマーク出身で『007 カジノ・ロワイヤル』(06)の悪役ル・シッフル役でブレイク、『タイタンの戦い』(10)、『三銃士』、(11)などハリウッド作ではあくの強い
敵役をこなし、『誰がため』(08)、『シャネルとシュトラヴィンスキー』(09)などヨーロッパ作品では主演を多く務める、‘デンマークの至宝‘と呼ばれる北欧を代表する演技派俳優。デンマーク人がカンヌの男優賞を受賞するのは今回が初めてとのこと。

こちらの作品の日本配給権をキノフィルムズが獲得致しました。公開時期、劇場などは
決定しだいお知らせいたしますので、今後の情報に是非ご注目下さい!

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執筆者

Yasuhiro Togawa