この度、映画『アイアン・スカイ』が9月よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開される。「第二次世界大戦後、敗北したかに見えたナチス軍は、月の裏側に逃げ込んだ。そして2018年、地球を侵略しに帰って来る」という衝撃のプロットで世界中を席巻した映画『アイアン・スカイ』。フィンランド、ドイツ、オーストラリアの共同製作である本作は、ベルリン映画祭でも空前の盛り上がりを見せ、目玉作品としてプレミア上映された。また、世界中の映画ファンからカンパを募り、その総額が約100万ユーロ(約1億円)に上るほど、ファン待望の作品となっている!!

現在、世界70ヶ国以上での公開が決定しており、すでに本国フィンランドやドイツを始め、公開が続々と始まっている本作。いよいよ日本のファンが待ちに待った第一弾ポスターと特報が解禁となった。まず第一弾ポスターでは、一際目を引き付けられるのが、「ハーケンクロイツ」のマークと、その旗に敬礼をしている宇宙服姿の人物。誰もが一度は見たことがあるであろう、歴史的なあの写真を彷彿とさせるが、この衝撃的なビジュアルだけで、本作の斬新な設定や概要を掴みとることができる。そして、「ナチス軍、月面より宣戦布告!」というコピーから、月面に密かに潜んでいたナチス軍が今か今かと復讐のチャンスを伺っており、ついに2018年に満を持して地球に攻めてくる瞬間のように垣間見ることができる。そして、特報では、月面で潜んでいたナチス軍の基地、そして、「月からナチスが地球襲」のコピーのとおり、月から地球へ攻めてくる様子がSF感たっぷりに描かれている。特に印象的なシーンは、飛行船のような物体から何百もの宇宙船が地球に向かって飛んでくる場面は息を飲むほど圧巻である。また、本作の音楽を担当しているライバッハの曲が特報でも使用され、ファンだけでなく、その重厚かつ怪しげな雰囲気の曲に聞いたものは魅了されるだろう。

徐々に日本での情報も明らかになっている『アイアン・スカイ』。この秋、最も話題となるSFアクションエンターテイメントの本作、今から公開が待ち遠しい。

予告編::http://youtu.be/8zTiRUdD-iQ

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執筆者

Yasuhiro Togawa