インド発のSF 超大作『ラ・ワン』(配給:パルコ/配給協力:アップリンク/提供:マクザム・パルコ・アジア映画社)が、恵比寿の東京都写真美術館を皮切りに夏休み全国ロードショーされる運びとなった。

世界一ギャラの高い俳優と言われるシャールク・カーンが主演した『ラ・ワン』は、インドで空前の大ヒットを記録。レディー・ガガのプロデューサーとしても知られるアーティストエイコン(AKON)が劇中曲を手掛けたことも話題となった。
5/12 から公開されて大ヒットとなっている『ロボット』のラジニ・カーントが、同作で演じた主人公ロボ・チッティとして『ラ・ワン』にカメオ出演、総製作費37 億円を誇る『ロボット』に準じる30億円といった巨額な製作費が投じられ、ハイレベルなCG を多用したおバカな悪ふざけが特徴…といったように、ふたつは姉妹作ともいうべき間柄。『ラ・ワン』ではヴァーチャルゲームの世界を舞台によりハードなバトルが展開し、ゲームの主人公と悪役が現実世界に飛び出して戦いを繰り広げるなど、息をつかせぬ迫力シーンが満載だ。

パルコの宣伝プロデューサーは、“作品にあった、かなり無茶なプロモーションにも、ご期待ください。
もう、ためラ・ワン!”と意味深なメッセージを残している。尚、日本では、本国で公開された踊りたっぷりの“ダンシング・バージョン”(2h43m)を中心に上映する予定だ。

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執筆者

Yasuhiro Togawa